シリア・ポール 夢で逢えたら [CD]
大瀧詠一がモコ・ビーバー・オリーブのシリア・ポールを迎えて制作した、ナイアガラ・レーベル初の女性シンガーのアルバム「夢で逢えたら」は77年にリリースされた。曲の構成は、タイトル曲のメロディアスな大瀧作品と、アメリカン・ポップスのカヴァーを中心に構成され、サウンドも、フィル・スペクター、サウンドの再現を狙って,全編に渡り多様されたエコーが印象的なアルバムとなった。60年代を知る、大瀧詠一らしい作品で、60年代ポップスのオマージュ的な要素も含んでいる。その後のインタビューで、「ロング・ヴァケイション」のリハーサルとなった作品と大瀧詠一自身が語っている。山下達郎はストリングス・アレンジを担当したいる。
「夢で逢えたら」
「ドリーミング・デイ」
「The Very Thought Of You」77年6月20日 THE FIRST NIAGARA TOUR 渋谷公会堂より
おまけで89年のアルバム「Mai」から「今日は星がキレイ」