Rufus featuring Chaka Khan [CD]
60年代に活動をしていたシカゴのロック・バンドのアメリカン・ブリードを母体にメンバー・チェンジとグループ名を変更し、チャカ・カーンを加えたルーファスとしてデビューしたのが73年のこと、当初はロック的な要素も残っていて、方向性は定まっていなかったが、ヒットを連発する。前作からギターのトニー・メイデンとベースのボビー・ワトソンが加入したことにより方向性が定まった。75年にリリースされた「Rufus featuring Chaka Khan」初のセルフ・プロデュースとタワー・オブ・パワー・ホーンズの参加を得て、全米7位のスマッシュ・ヒットを記録した。シングル・カットした「Sweet Thing」がR&Bチャート1位を達成し、グループにとって2枚目のゴールド・シングルとなった。この曲に続き、76年には「Dance Wit Me」をアルバムから次なるシングルとして発表してソウルのトップ5を記録、そしてビー・ジーズのカヴァー「Jive Talkin’」が3枚目で最後のシングルとしてリリースされた。「Sweet Thing」は80年代のデヴィッド・ボウイのヒット曲のサウンドを作っていたシックのナイル・ロジャースに大きな影響を与えている。
「Fool's Paradise」
「Sweet Thing」
「Dance Wit Me」
「Jive Talkin'」