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Weather Report Live&Unreleased [CD]


ライヴ&アンリリースド(期間生産限定盤)

ライヴ&アンリリースド(期間生産限定盤)

  • アーティスト: ウェザー・リポート
  • 出版社/メーカー: SMJ
  • 発売日: 2017/11/08
  • メディア: CD


ウェザー・リポートが解散から15年余りを経た2001年に突如リリースされた未発表ライヴ・アルバム「ライヴ・アンド・アンリリース」75年から83年までの8年間にわたるライブを収録したアルバム、その音源は、その間のアメリカ・ツアーとロンドン・ツアーの中からジョー・ザイヌル(key)とウェイン・ショター(sax)によって厳選され、プロデュースされた作品で、名盤として名高いライブ・アルバム「8:30」は、78年のワールド・ツアーを収録したものだっが、「ライヴ・アンド・アンリリース」は8年間に渡るバンドの変遷が堪能できるアルバムとなった。ジョー・ザイヌル(key)とウェイン・ショター(sax)以外の8年間のメンバーの変遷はベースがアルフォンソ・ジョンソン ~ジャコ・パストリアス~ヴィクター・ベイリー、ドラムがチェスター・トンプソン~アレックス・アクーニャ~ピーター・アースキン~オマール・ハキム、パーカッションがアレックス・アクーニャ~マノロ・バドレナ~ロバート・トーマス・ジュニア~ホセ・ロッシーとなっている。ウェザー・リポートは20世紀に登場した最も革新的なグループで、結成当時からエレクトリック時代のジャズ・シーンを背負い、15年という長い間ユニークなサウンドを展開し、ジャズ・シーンのトップを最後まで持続したグループだった。その歴史的な流れをアルバムを通じて聴く事が出来るアルバムとなった。

「Freezing Fire」アルバム「テイル・スピニン」からの曲、75年のロンドンでのライブ。アルフォンソ・ジョンソンとチェスター・トンプソンのウェザー・リポートでの最後のライブ・パフォーマンス。

「Fast City」アルバム「ナイト・パッセージ」からの曲、80年のカリフォルニアでのライブ、ジャコ・パストリアス、ピーター・アースキン、ロバート・トーマス・ジュニアのリズム・セクションのプレイは圧巻の一言。

「Elegant People」アルバム「ブラック・マーケット」からの曲、77年のミシガンでのライブ、ウェイン・ショターの名曲で、ジャコ・パストリアスはこの曲が大好きで、自分のバンドのワード・オブ・マウス・ビック・バンドでも演奏、ウェイン・ショターもこの曲がウェザー・リポートでのナンバー・ワンらしい。

「Cucumber Slumber」アルバム「ミステリアス・トラベラー」からの曲、75年のロンドンでのライブ。アルフォンソ・ジョンソンとジョー・ザイヌルの共作、アルフォンソ・ジョンソンによるベースのリフが印象的な曲で、ウェザー・リポートの中でも人気曲のひとつ。

「Black Market」アルバム「ブラック・マーケット」からのタイトル曲、77年のロンドンでのライブ。ジャコ・パストリアスがウェザー・リポートに入って一年後のライブで、それまでのアルフォンソ・ジョンソンとアプローチのプレイが違う所が聴きどころ。ジョー・ザイヌルはこの曲がウェザー・リポートでのナンバー・ワンらしい。

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