bird [CD]
birdはMONDO GROSSOの大沢伸一に認められ、99年に大沢伸一主宰のレーベル「RealEyes」からシングル「SOULS」でデビュー、同年7月に発売したデビューアルバム「bird」は70万枚を売り上げ、日本ゴールドディスク大賞新人賞を獲得する。デビュー当時の髪型がアフロヘアーで鳥の巣のようだったことと、小鳥のように歌声を響かせて欲しいことから名付けられた。谷川俊太郎の詩とアレサ・フランクリンの歌声にインスパイアーされて作り上げたファースト・アルバム「bird」、ジャズ・ファンク。ヒップホップ、そしてちょっと歌謡曲の要素も加え、多様な音楽が、微妙に絡み合っている、しっかりとした芯のあるbirdの歌声は気持ちよく、スケール感のある確かな歌声と表現力はデビューしたばかりとは思えない。この後、田島貴男(オリジナル・ラブ)や冨田恵一(冨田ラボ)のプロデュースでアルバムを作っている。夫はみうらじゅんで、デビュー以来、本名・既婚未婚・家族構成などを明らかにしないという姿勢を貫いていたが、2005年11月に妊娠、翌年の2006年1月13日に第1子となる男児を出産したことを発表、2009年5月7日に第2子妊娠を期にみうらじゅんと入籍したことが明らかになった。
「SOULS」
「空の瞳」
「君の音が聴こえる場所へ」
「BEATS」