Carpenters A Kind of Hush [CD]
「A Kind of Hush」1975年の作品、カーペンターズが、アメリカでも日本でも人気に翳りが出始めた頃の作品で、その前までが異常な人気とセールスだったので落ち着いてきたというべきかもしれない、しかしリチャードが睡眠薬に悩み、カレンも無理なダイエットがたたり体調不調になっていたうえに、無理なライブスケジュールのおかげで最悪のコンディションのなか製作され、それでも二人の天才の作品なので、アルバムの完成度は高い。カレンが、リチャードと作詞家のジョン・ベティスのコンビで一番好きな曲で、とくに歌詞が気に入っていたという、名曲の「I Need To Be In Love(青春の輝き)」は、アルバート・ハモンド「カルフォルニアの青い空」の大ヒットをもつシンガーソングライターの作曲で、作詞家のジョン・ベティスの共同作業で作られ、アレンジはリチャード、本人達はカーペンターズの最高の曲ができたと自信があった、しかしヒットすることは無く、20年後にドラマの主題歌で日本で大ヒット。後にリチャードは、20年後に売れるなんて想像出来ない曲だねと。
「I Need To Be In Love(青春の輝き)」