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10cc The Original Soundtrack [CD]


オリジナル・サウンドトラック+4

オリジナル・サウンドトラック+4

  • アーティスト: 10CC
  • 出版社/メーカー: USMジャパン
  • 発売日: 2011/11/09
  • メディア: CD


「オリジナル・サウンドトラック(The Original Soundtrack)」は、1975年に発表された10ccのアルバム。ロック・オペラ「パリの一夜」で始まる一種のコンセプト・アルバム。「架空の映画のサウンドトラック」という10ccらしい風変わりな設定で制作され、知的な遊び心とイギリス人らしい皮肉さ、そしてパロディ精神旺盛な作風で知られ、それが一つの形となったのがこのアルバム。10ccのメンバーのエリック・スチュワート、 グラハム・グールドマン(ヤード・バーズのフォー・ユア・ラブの作曲者)、 ケヴィン・ゴドレイ、 ロル・クレーム、この4人は全員がソングライターであり、4人全員がシンガーでもあり、4人全員がプロデューサーも兼ね、4人のうち2人がレコーディング・スタジオの共同所有者でエンジニアリングもこなし。自分たちだけで作品を完成させてしまえるバンドで、作品となって届けられる音は、その辺の普通のポップ・バンドのものとは明らかに違っていた。


「パリの一夜(パリのある夜〜同じその夜のパリ〜夜がふけて)(Une Nuit A Paris)」8分あまりの大作で、パリを舞台にしたオペラかミュージカルの一場面を再現するかのような曲を聴いてほしい。QUEENの「ボヘミアン・ラプソディ」 と比較されることも多いが、10ccの方が先に世に出ているという事実がある、シングル曲ではないし、コンセプトが違うので比較はできないが、「ボヘミアン・ラプソディ」 の良さをやっぱり感じてしまう、10ccの才能を感じてほしい。

「アイム・ノット・イン・ラブ(I’m Not In Love)」多重コーラスによる美しいメロディから始まる曲で、全英でNo.1、全米でも最高位2位の大ヒットとなった、ヒット曲も作れる才能もある。

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