Lynyrd Skynyrd Pronounced Leh-Nerd Skin-Nerd [CD]
「レーナード・スキナード(原題Pronounced 'Lĕh-'nérd 'Skin-'nérd))」は、レーナード・スキナードが73年に発表した初のスタジオ・アルバム。オールマン・ブラザーズ・バンドとともにサザンロックの巨星である彼らの、デビュー作とは思えぬ完成度の高いアルバムで、カントリー、ブルース、そしてブリティッシュロックの影響も取り入れ、融合させることで作り出した独特なサウンド、後にサザン・ロックと呼ばれる音を作り上げた。レーナード・スキナードを見出したアル・クーパーがプロデュースを担当し、アル・クーパーが設立したレーベル「Sounds of the South」からMCAレコードを通じて発表され、74年にシングル・カットされた「フリー・バード」は、リリース直後は大ヒットとならなかったが、ザ・フーの「四重人格」ツアーで前座を務めたことにより人気が急速に拡大し、ライヴでは多数の観客を動員する人気バンドとなり、「フリー・バード」は翌年に全米19位に達し、レーナード・スキナードにとって全米トップ20シングルとなった。
トリプル・リードギターを擁する重厚なギター・サウンドを特徴としたライブ・パフォーマンスによりその認知度を高めていったが、成功のピークであった77年に飛行機事故でメンバー2人とバックアップシンガーが死亡。人気の絶頂時に活動を一時停止した。生き残ったメンバーによる再結成は10年後の87年。レーナード・スキナードは2006年3月13日にロックの殿堂入りを果たしている。
「I Ain't The One」
「Tuesday's Gone」
「Gimme Three Steps」
「Freebird」