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The City Now That Everything's Been Said [CD]


Now That Everything's Been Said

Now That Everything's Been Said

  • アーティスト: City
  • 出版社/メーカー: Sony
  • 発売日: 1999/05/25
  • メディア: CD


キャロル・キングのキャリアは60年代に当時の夫ジェリー・ゴフィンとのコンビでライターとしてヒット曲を多く書き、その名をとどろかせた。そんな彼女が最初に制作したアルバムは、3人組のグループによるもので、自分より若い世代のギタリストのダニー・コーチマーと、ベーシストのチャールズ・ラーキー(後にキャロル・キングの二人目の夫となる)のメンバーとザ・シティを結成、アルバムではジム・ゴードンがドラマーとしてサポートしている。ザ・シティが残した唯一のアルバムが、69年リリースの「Now That Everything's Been Said(夢語り)」である。実質的にはキャロル・キングのソロ・アルバムと言っても良かったのだが、彼女にとってはバンドというつながりが大事であり、その後のソロ活動への伏線となっていく。ライターとしては売れていたが、シンガーとしては新人だった為に本作は発売当時は全く売れず、さらに発売元が変更(CBSからA&Mに移った)というタイミングのために早々に廃盤となり幻の盤になった。日本発売が実現したのは90年代に入ってからの事。全体として、名盤「Tapestry(つづれおり)」につながった作品と言われたりもするが、時代を越えた、キャロル・キングのシンガーソングライターとしてのポップ・センスの原点が聴く事が出来るアルバムで、古さを感じさせない名曲が揃っている。

「Snow Queen」

「Now That Everything's Been Said」

「I Wasn't Born To Follow」

「Lady」

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