Marlene Just Like First Love [CD]
マリーンの1981年発表のファースト・アルバム。編曲、指揮を笹路正徳とマライアのメンバーを中心に新しいアレンジで、ロバータ・フラックの「FEEL LIKE MAKIN' LOVE」ミニー・リパートンの「LOVIN' YOU」パティ・オースティンの「DO YOU LOVE ME ?」キャロル・キングの「YOU'VE GOT A FRIEND」レオン・ラッセルの「THIS MASQUERADE」スティーヴィー・ワンダーの「ISN'T SHE LOVELY」などをを収録したアルバム。
マリーンは、フィリピン生まれ、15歳でプロの歌手に18歳の時に日本のプロモーターにスカウトされ初来日、その後セイコーのCMソングを歌ったり、シングルを3枚吹き込み、都内のジャズ・クラブ「バランタイン」「ボディ&ソウル」「サテン・ドール」などで活動、スタンダード、フォービートの曲を中心に200曲以上のレパートリーを持っていたそうだ。
このアルバムは、愛をテーマにコンテンポラリー、ポップスの中から極めつけの曲を選びスタンダードのアレンジではなく、笹路を中心に若手のミュージシャン達に委ねてみようと、これによって、マリーンは、新しいフージョン・タイプの歌手として成功していくことに。
「Feel Like Makin' Love」ロバータ・フラックの名曲、前に紹介したプレイヤーズの松木恒秀のブルジーなギターと笹路のアレンジがマリーンの歌に花を添えている。
「Hit Me Where It Hurts」同じくロバータ・フラックの曲で、笹路のアレンジでレゲエ・リズムに新鮮なサウンドになっている。