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大村憲司  First Step [CD]


ファースト・ステップ

ファースト・ステップ

  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2003/08/06
  • メディア: CD


日本を代表するギタリストの大村憲司のファースト・アルバム「First Step」は78年にリリースされた。「First Step」は深町純がプロデュース、参加したミュージシャンは坂本龍一(key)林立夫(ds)村上“ポンタ”秀一(ds)マーティン・ウィルエバー(ds)小原礼(b)浜口茂外也(perc)斉藤ノブ(perc)富倉安生(b)。大村憲司は71年に村上秀一と赤い鳥に参加、73年に赤い鳥を脱退、村上秀一らとエントランスを結成、続く74年にバンブー、75年にカミーノを結成し、その後はセッション・ギタリストとしても山下達郎、矢野顕子、大貫妙子、吉田美奈子、YMOなどの多くのアーティストに欠かせないギタリストとなっている。単なる歌の伴奏に終わらず、シンガーと一体となって楽曲を作り上げていくことがトップのスタジオ・ミュージシャンに求められ、それに見事に応えたのが大村憲司だった。山下達郎の「SOLID SLIDER」「THE WAR SONG」大貫妙子の「新しいシャツ」など名演奏をしているが、98年に49歳の若さで亡くなっている。2000年東京・青山劇場で「KENJI SHOCK~大村憲司トリビュート・コンサート~」を見に行ったのを思い出す、高橋幸宏、矢野顕子、大貫妙子、Char、渡辺香津美、柳ジョージ、高野寛、村上ポンタ秀一、近藤房之助、徳武弘文などが出演し、ご子息の大村真司さんもギターを弾いた、演奏がすべて終わると、生前大村憲司が愛用した何十台ものギターが1列に並んでせりあがって現れる演出にはぐっと来た。

「Boston Flight」

「Better Make It Through Today」

「Left-Handed Woman」

おまけで「The night of Leonid」2000年の大村憲司トリビュート・コンサートから。
大村憲司が息を引き取った夜は、ちょうど獅子座流星群が極大の日で、しかも、その夜流れた流星の中でも最大の「火球」が観測された。そのまさに火球が観測された時間に息を引き取ったということで、Charは「The night of Leonid」という曲を大村に捧げている。

「新しいシャツ」2000年の大村憲司トリビュート・コンサートから、大村憲司が大好きだった曲。

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