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安部恭弘 Slit [CD]


SLIT

SLIT

  • アーティスト: 安部恭弘
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2004/01/16
  • メディア: CD


安部恭弘が84年に発表したサード・アルバム「Slit」。安部恭弘は大学在学中に、杉真理のバンド「リアルマッコイズ」の活動に参加、リアルマッコイズはやがて「杉真理&レッドストライプス」としてメジャーデビューを果たし、2枚のアルバムを発表する。バンドが解散後しばらくの間はディレクターやスタジオミュージシャンとして、スタジオレコーディングを手掛けたり、他アーティストのライブにコーラスとして参加しつつ、クリスタルキング、大橋純子、竹内まりや、稲垣潤一等への作曲提供をしていた、特に小田和正のソロ初期のステージにおけるギタリストぶりは印象深い。アルバムの作曲は安部恭弘、作詞は吉田美奈子、大貫妙子等が参加、編曲は全編清水信之による構成。清水信之、村上ポンタ秀一、青山純、山木秀夫、高水健司、富倉安生、鈴木茂、土方隆行、難波弘之、松武秀樹、JAKE H.CONCEPTION等名うてのスタジオ・ミュージシャンが参加。前作「MODERATO」ではアレンジャーにチャーリー・カレロ(山下達郎のデビュー・アルバム「サーカス・タウン」のプロデューサー&アレンジャー)を起用、ドラムもビニー・カリウタを全面起用という本格派の洋楽サウンドだった。本作ではデビュー時からアレンジを一任されていた清水信之に戻り、安部恭弘のソングライティングの才能と清水信之のアレンジによりバラエティに富んだ内容の完成度の高いアルバムとなった。前にも紹介したが、この二人による最高傑作の次作「FRAME OF MIND」につながっていくアルバムとなった。日産スカイラインイメージ・ソングとして使われた「Double Imagination」や吉田美奈子作詞による優しさとメロウネス溢れる「My Dear」などが入っている。

「Irene」作詞:康 珍化/作曲:安部恭弘

「Double Imagination」作詞:松宮恭子/作曲:安部恭弘

「My Dear」作詞:吉田美奈子/作曲:安部恭弘

「君の愛がすべて」作詞・作曲:安部恭弘

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