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Jeff Beck Group [CD]


ジェフ・ベック・グループ

ジェフ・ベック・グループ

  • アーティスト: ジェフ・ベック・グループ
  • 出版社/メーカー: Sony Music Direct
  • 発売日: 2006/01/18
  • メディア: CD


ジェフ・ベックが78歳で亡くなった。少し前にEW&Fのフレッド・ホワイト(Dr)モーリス・ホワイトの弟が亡くなったばかりなのにまたかと思い、唯一無二のギタリストだっただけに非常にショックだった。公式ツイッターによると、突然の細菌性髄膜炎で安らかに息を引き取ったという。この悲報を受け、エリック・クラプトン、ジミー・ペイジ、オジー・オズボーン、ミック・ジャガーら多くのアーティストも追悼コメントを発表した。桃井かおりさんの夫がジェフ・ベックと親友だったことを明らかにしていて、ビックリした。
今回は72年にリリースされた、アルバム「Jeff Beck Group」通称オレンジと呼ばれる第二期ジェフ・ベック・グループでの通算4枚目の作品。プロデューサーはブッカーT&MG'sのギタリスト、スティーヴ・クロッパーを迎え、テネシー州メンフィスのトランク・マクサマスのスタジオでレコーディングされた。グループ名を始めてタイトルにするほど、自身にみなぎる完成度の高いアルバムとなった、全9曲中5曲がカヴァーでスティーヴィー・ワンダー、ボブ・ディラン、アッシュフォード&シンプソンなどのナンバーを取り上げているが、ジェフ・ベックのオリジナルと言ってもいいほどジェフ・ベックの色に染まっている。前作以上にファンキーでソウルフルな仕上がりとなりとなっている。数年後の大傑作「ブロウ・バイ・ブロウ」につながる音楽性が詰まっています。
冥福をお祈りいたします。

「Ice Cream Cakes」ジェフ・ベック作曲の名曲。

「Going Down」ドン・ニックス作曲で、彼はスティーヴ・クロッパーと同様にメンフィス出身でブッカーT&MG'sの前身にあたるマーキーズのメンバーでもあった、この曲は彼の代表曲でフレディ・キングなど多くのギタリストが好んで演奏している。

「Tonight I'll be Staying Here With You」ボブ・ディランの作曲で、「ナッシュヴィル・スカイライン」で発表された曲。

「Definitely Maybe」ジェフ・ベック作曲。

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