Melissa Manchester Melissa [CD]
メリサ・マンチェスターは、クラシックの教育を受け、十代後半から曲作りを始め、大学時代はポール・サイモンに作曲の手解きを受け、その後、ベッド・ミドラーとバニー・マニロウに認められ、バック・シンガーになりクライヴ・デイヴィスとリチャード・ペリーの売り出しで人気が出る。山下達郎がデュエット相手に指名するほど、歌唱力は折り紙付き。アルバム「メリッサ」は、75年にアリスタレコードレーベルからリリースされたメリサ・マンチェスターの3枚目のアルバム。リチャード・ペリーの配下のヴィニ・ポンシアがプロデュースをし、全米6位の出世曲「Midnight Blue」を含む4曲は、親友の作詞家キャロル・ベイヤー・セイガーとの共作、プロデューサーのヴィニ・ポンシアやエイドリアン・アンダーソンとのコラボ作品も収録、さらにスティーヴィー・ワンダーやランディ・ニューマンの楽曲も取り上げ、自らの指向をのぞかせている。レコーディング・メンバーには後に映画音楽の巨匠となるジェームズ・ニュートン・ハワード がピアノを弾いている。
「We've Got Time」作:マンチェスター、キャロル・ベイヤー・セイガー
「Midnight Blue 」作:マンチェスター、キャロル・ベイヤー・セイガー
「Love Havin' You Around」作:スティーヴィー・ワンダー、シリータ・ライト
「Just Too Many People」作:マンチェスター、ヴィニ・ポンシア