チャック・マンジョーネ フィール・ソー・グッド [CD]
前回の「Superstition」でトランペットを吹いていた、チャック・マンジョーネは、1970年代に本格派のジャズ・トランペッター(ディジー・ガレスピーに可愛がられ、ディジーの紹介でアート・ブレイキーのジャズ・メッセンジャーズに参加)から、フリューゲルホーン奏者に転向し、フュージョン方面に音楽性を転向した。ラテン・テイストをふんだんに取り入れたメロディアスで心地よいナンバーを次々と発表し、このアルバムで爆発的なヒットを記録した。ポップスのアルバム・チャート第2位、タイトル曲のシングルも第4位までヒット・チャートを駆けのぼった。ジャズでは異例の大ブレイクだった。 アルバムは200万枚以上も売れ彼の名声を決定づけた、主要楽器をトランペットから、よりマイルドな音色のフリューゲルホーンに持ちかえたのも功を奏したようだ。
では、1977年の大ヒット曲で、心に優しいメロディ、リリカルな演奏が時代の空気にマッチしていた「Feel So Good」を聴いてほしいい。