Splinter Harder To Live [CD]
スプリンターは、70年代初頭に結成されたビル・エリオットとボビー・パービスで構成される、イギリスのサウスシールズ出身の英国のボーカルグループでした。彼らは元ビートルズのジョージ・ハリスンとつながりがあり、ジョージ・ハリスンのダークホースレコードレーベルと最初に契約したミュージシャンでした。セカンド・アルバム「Harder To Live」は75年にリリースされ、当時ジョージ・ハリスンのツアー・バンドを仕切っていたトム・スコットがプロデュースとアレンジを担当、しかしジョージ・ハリスンの意向はしっかり反映されている作品でした。参加したロスアンゼルスの腕利きのスタジオ・ミュージシャンはトム・スコット(sax)、クリス・スペディング(g)、ワディ・ワクテル(g)、アール・パーマー(ds)など、「ロンリー・マン」では、さらにジム・ケルトナー(ds)、ビリー・プレストン(org)、、ジョン・テイラー(p)、そして変名でジョージ・ハリスン本人(g)も参加。ナイーブなハーモニーと控えめなサウンドのナチュラルな作風は、いかにもジョージ・ハリスンらしさが反映されたものでした。
「Please Help Me」
「Sixty Miles Too Far」
「Which Way Will I Get Home」
「Lonely Man」