Dee Dee Bridgewater Bad For Me [CD]
ディー・ディー・ブリッジウォーターはブロードウェイ・ミュージカル「ザ・ウィズ」に出演し、良い魔女グリンダ役を演じ、75年、トニー賞助演女優賞を受賞し、76年、「ザ・ウィズ」はグラミー賞ミュージカル・ショー・アルバム賞を受賞した、シンガー・ソングライターであり、トニー賞を受賞した舞台女優でもあります。実力派ジャズ・シンガーとして注目を浴びていた彼女の79年にリリースした「Bad For Me」、前作はスタンリー・クラークがプロデュースをし、彼女のバラエティに富んだ幅広い表現力が発揮された作品だったが、今回はジョージ・デュークがプロデュースをし、ジョージ・デュークのポップ感覚とディー・ディー・ブリッジウォーターのヴォーカルが見事にフィットし素晴らしいヴォーカル・アルバムに仕上がりました。選曲も素晴らしく、キャロル・ベイヤー・セイガーとデヴィッド・フォスターの共作で名曲の「It's the Falling in Love」やラムゼイ・ルイスで有名な「Tequila Mockingbird」のヴォーカル・ヴァージョンなども入っています。バックのメンバーもシーラ・E(per)ローランド・バウティスタ(g)リッキー・ローソン(key)アルフォンソ・ジョンソン(b)ラリー・ダン(key)などのアーティストがアルバムに参加しました。
ディー・ディー・ブリッジウォーターの二女のチャイナ・モーゼス、1978年生まれもフランスや米国を中心に活躍するジャズ歌手です。
「Back of Your Mind」
「For the Girls」
「It's the Falling in Love」
「Tequila Mockingbird」