Chicago 18 [CD]
「シカゴ18」 は、86年に発表したシカゴの15枚目のアルバム。84年のマルチ・プラチナ・アルバムでシカゴ史上最大のセールスを記録した「シカゴ17」に続くアルバムではあったが、ピーター・セテラがバンドを去り、新たな局面を向かえるかたちとなった。81年にバンドに加わったジェイソン・シェフとビル・チャンプリンがピーター・セテラの穴を埋め、二枚看板のヴォーカルとして活躍、彼らはもう一度デイヴィッド・フォスターのプロデュースに従って「シカゴ17」を踏襲するアルバムを作ることにしたのである。フォスターと共に連続して3枚のアルバムを発表し、フォスター作曲の「Will You Still Love Me?」は全米3位に、ランディ・グッドラムとスティーヴ・キブナーの共作「If She Would Have Been Faithful... 」が17位とヒット、「25 or 6 to 4 (長い夜)」のハイテク・サウンドのリメイクはファースト・シングルに切られたが振るわなかったが、新たなシカゴからのメッセージと考えていいだろう。セールス的にはやや失速したが、80年代のシカゴを代表するアルバムの一つである。
「Will You Still Love Me?」
「If She Would Have Been Faithful... 」
「25 or 6 to 4 [1986 Version]」
おまけでオリジナルの「25 Or 6 To 4 」