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小坂忠&ウルトラ 気まぐれ天使 [CD]


気まぐれ天使

気まぐれ天使

  • アーティスト: 小坂忠&ウルトラ
  • 出版社/メーカー: インディーズ・メーカー
  • 発売日: 2003/08/25
  • メディア: CD


小坂忠のアルバムの中で異色作となるのが、76年にリリースされた「気まぐれ天使」だ。76年に放映されたドラマ「気まぐれ天使」のオリジナル・サウンド・トラックとして発売された。ルパン三世の作曲で有名な大野雄二がほとんどの曲と編曲を手掛けている。当時大野は石立鉄男が主演した「パパと呼ばないで」「雑居時代」などの一連のドラマを手掛けていた。「気まぐれ天使」は石立鉄男、大原麗子、悠木千帆(樹木希林)、森田健作らが共演したラブ・コメディで中でも渚役の坪田直子ほ奔放な演技が話題になりました。小坂忠&ウルトラはサントラ版のために結成されたグループで、メンバーは前作から引き続いて参加したドラムの林敏明、つのだひろのスペースバンドをへてこの後ピンクレディの音楽監督を務めるキードードの大浜和史、長渕剛のサポート・ギタリストの角田順、ゴールド・ラピッシュのベーシスト山本正明、そしてギタリストの堀越勤の構成だった。ドラマのサントラ盤ということでインストゥルメンタルが多く、小坂忠が歌っているのは4曲だけとなるが、すべて大野雄二の作曲で、ドラマのイメージを考えた曲は、これまでの小坂忠のイメージとは違う物だが、小坂忠のヴォーカルの持ち味を良く活かした曲となった、小坂忠の歌い手としての技量の高さを改めて再確認したアルバムとなった。インストではメンバーの大浜和史、角田順が作曲とアレンジをしている、インストの「天使のサンバ」は小坂忠の作曲となるが、小坂忠はこのアルバムから、TVの音楽やCMの制作を手掛けるようになり、これらの幅広い音楽の分野で活躍する足掛かりとなったのが、このアルバム「気まぐれ天使」である。

「気まぐれ天使」

「旅ごころ」

「オレンジの夕暮れ」

「天使のサンバ」


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