Randy Edelman Farewell Fairbanks [CD]
80年代「ツインズ」や「マスク」など、数多くの映画音楽を手がけ、現在ハリウッドで活躍するランディ・エデルマン。前作「Prime Cuts」に続いてリリースされた75年作の「Farewell Fairbanks」後にボズ・スキャッグスを手掛けるビル・シュニーがエンジニアとプロデュースを担当している。前作の流れをくむ洗練されたサウンドに開放的なメロディ展開と透き通るようなヴォーカルが生み出す心地よさはランディ・エデルマンらしさで、後のAOR期への橋渡しともいえるメロウな世界観を打ち出した。前作「Farewell Fairbanks」と本作「Farewell Fairbanks」の2枚が彼の魅力が最も凝縮されている。「You」はカーペンターズが取り上げていて、さらに名バラード「A Weekend In New England」はバリー・マニロウが取り上げヒットさせている。バックのミュージシャン達もリー・リトナー、ディーン・バークス、メリサ・マンチェスター、ヴィニ・ポンシア、ナイジェル・オルソン、ジム・ゴードン、スティーブ・クロッパーなど豪華な顔ぶれである。
「Concrete And Clay」
「You」
「Fresh Out Of Love」
「A Weekend In New England」