Alphonso Johnson Spellbound [CD]
lequiche さんとバク・ハリーさんがハマスカ放送部 「レア楽器の集い」でチャップマン・スティックを取り上げていたので、今日はウェザー・リポートの2代目ベーシストとして活躍し、77年にリリースしたアルフォンソ・ジョンソンのサード・アルバム「Spellbound」です。アルフォンソ・ジョンソンはドラマーのビリー・コブハムとバンドを組む為にウェザー・リポートを脱その退、その頃にエピック・レコードから3枚のソロ・アルバムを出していて、その最後のソロ・アルバムです。メンバーは、アルフォンソ・ジョンソン(B/Stick/Vo ETC)・パット・スロール(LeadG)・ケヴィン・シュリーヴ(G)・デヴィッド・イゲフェルド(Dr)・クライ・デクリナー(Key)で、ジャズ・ファンク・フュージョンだけでなくプログレッシブロックの要素も入った作品で、それらの音楽がジャンルに関係なくミックスされたサウンドとグルーブは素晴らしく、ウェザーリポートにいただけの事はある素晴らしいサウンドでした。ジャケットに写っているのがチャップマン・スティックで、アルフォンソ・ジョンソンはそのチャップマン・スティックに精通していたことから、77年にギタリストのスティーヴ・ハケットが辞めた後のジェネシスに加入するよう誘われていたり、ジャズだけでなくプログレの人達とも交流があったプレイヤーでした。「Moonlight Conversations」はチャップマン・スティックを使った演奏です、良い音とですが、当時は弾いている映像もなくて、どう弾いているのかと思っていました。数年後に弾く機会があったのですが、両手でタッピングしながら音を出すのですがとんでもなく難しかった、コードとソロを同時に弾ける楽器でした。
「Face Blaster」
「Follow Your Heart」
「Moonlight Conversations」
おまけでカルロス・サンタナとの80年代にチャップマン・スティックを使ったデュオの映像です。