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Quincy Jones Mellow Madness [CD]


メロー・マッドネス

メロー・マッドネス

  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2012/01/18
  • メディア: CD


クインシー・ジョーンズはディジー・ガレスピーに憧れるモダン・ジャズ系のトランペッターでした,1953年、ライオネル・ハンプトン・オーケストラに迎えられた頃から彼の考えは少しずつ変わります。トランペット・セクションにはアート・ファーマーやクリフォード・ブラウンがいるのです、そしてクリフォード・ブラウンは、こうもいったそうです。「君は作編曲が素晴らしい。譜面を書くのが向いていると思う」。クインシーは徐々にアレンジにウエイトをおいていきます。仕事は倍増、歌手やオーケストラから引っ張りだこになりました。カウント・ベイシー楽団が、フランク・シナトラが、サラ・ヴォーンが彼に声をかけてきました。しかし70年代半ばにクインシーは脳動脈瘤を患います、まさかの再起を遂げたクインシーはブラザーズ・ジョンソンを迎え、彼ら以外にもキーボードプレイヤーにデイヴ・グルーシンなど豪華ミュージシャンが多数参加している、クインシーのファンク作品である『メロウ・マッドネス』を完成させます。この後、ミュージカル『ウィズ』でマイケル・ジャクソンと知り合い、ここから新たなるクインシー・ジョーンズの伝説がはじまります。


「Is It Love That We're Missin'」デビュー直前のブラザーズ・ジョンソンを大々的にフィーチャーした曲。

「My Cherie Amour」ヒューバート・ロウズのフルートと リオン・ウェア & ミニー・リパートン のボーカル、スティービー・ワンダーのカヴァー曲です。

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