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トランザム アジアの風 [CD]


アジアの風

アジアの風

  • アーティスト: トランザム
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 1994/06/25
  • メディア: CD


73年、ザ・ハプニングス・フォーのチト河内とフラワー・トラベリン・バンドの石間秀機を中心に結成された実力派バンドのトランザムは、デビュー当時はフォーク色が強かったロック・バンドだったが、70年代中期以降はアルバムを出し続けるかたわら、CM界では引っぱりだこになったバンドであった。篠原信彦、後藤次利などが参加し、このバンドからスタジオ・ミュージシャンとして人気となったミュージシャンも多い。「俺たちの勲章」「俺たちの旅」を始めとする数多くのTVドラマ音楽と 刑事コロンボ、刑事バレッタ等の音楽も手掛けている。81年にリリースされた「アジアの風」はヴォーカルの高橋伸明を中心に渡辺範雄(dr)天野和平(b)熊谷安弘(g)後藤司(key)の新生トランザムによる第一弾アルバムでトランザム後期のアルバムである。歌唱力、演奏力、幅広い音楽性、どれをとってもトップクラスの実力を見せつけてくれる作品で、アジアの風というタイトルも、日本人はアジア人である、日本に日本人のロック、アジアのロックを定着させようと言う願いが込められている。

「地球の仲間」クニ河内:作詞 井上忠夫:作曲 大村雅朗:編曲

「哀しきミュージシャン」神田広美:作詞 高橋伸明:作曲 新津章夫:編曲

「Mr.ウェルビー」三浦徳子:作詞 堀内孝雄:作曲 大村雅朗:編曲

「世界は今日もまわっている」クニ河内:作詞 チト河内:作曲 新津章夫:編曲

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山弦 High Life [CD]


High Life

High Life

  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
  • 発売日: 2021/02/24
  • メディア: CD


セッション・ギタリストで音楽プロデューサーでもある佐橋佳幸と小倉博和によるスーパーギター・デュオ「山弦」名前の由来は、2人ともさまざまなギターや弦楽器を弾きこなすため、ステージ上に「山」のような「弦」楽器があるということから。アコースティック・ギター、エレクトリック・ギター、ガット弦ギターといった各種のギターはもちろんのこと、バンジョーやマンドリンの他、アイリッシュ・ブズーキやオートハープなど、様々な弦楽器を演奏する。
アメリカ西海岸で録音されたセカンド・アルバム「High Life」2000年にリリースされた。2年ぶりの2作目で、その間にはカヴァー曲で構成されたミニ・アルバムも出しているが、これまでの作品と趣きが違う作品となっている、その理由はエレキ・ギターの導入で、本人達はこれをエレキ山弦と呼び、山弦=アコースティックという概念を見事に打ち破っいている。もちろんこれまでのアコースティックな楽曲も収録されている。バックのミュージシャンはスティーブ・ガッド、ニール・ラーセン、トニー・レヴィン、タワー・オブ・パワー、デヴィッド・キャンベルといった超豪華メンバーがサポートし、心地良さだけだけでなく、軽快なサウンドもにもなっている。小倉博和はブズーキも演奏している。

「Life」

「Habanero!」

「Chromatic Tragedy(王朝の悲劇)」

「Coast To Coast」

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佐山雅弘 Above Horizons [CD]


アバヴ・ホライズンズ

アバヴ・ホライズンズ

  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2000/11/22
  • メディア: CD


佐山 雅弘は、日本のジャズピアニスト、作曲家。76年、RCサクセションのライブやレコーディングをサポートし、東京交響楽団などジャズの枠を超えたアーティストとも共演し、ジャンルを問わず幅広く活動している、プリズムの元メンバーでもある。2000年、村上“ポンタ”秀一、村田陽一と共に自社レーベル『3 VIEWS』設立。その新レーベルからの第2弾としてリリースされたのが「アバウ・ホライズンズ」で、佐山雅弘の3年ぶりのアルバムである。ミノ・シネルらを迎えたニューヨークでの録音、村田洋一がプロデュースし、ホーンセクションはあくまでも控えめにだが、より叙情的でダイナミックなサウンド、まさに佐山雅弘の新境地と言っていい。タッチの綺麗さに加え、繊細でメリハリがあり、曲のイメージも素晴らしく豊かになっている。ウェイン・ショターの「ビューティ・アンド・ザ・ビースト」ジョン・コルトレーンの「ジャイアントステップ」チャールズ・ミンガスの「グッドバイ・ポーク・パイ・ハット」などのジャズ珠玉の名楽曲のほか、村田洋一と佐山正弘のオリジナル曲が収録されている。個人的にはパット・メセニーのバンドにいた、ベースのマーク・イーガンのフレットレス・ベースのプレイがたまりませんでした。

「セカンド・ハート」

「ニアネス・オブ・ユー」

「ビューティ・アンド・ザ・ビースト」

「グッドバイ・ポーク・パイ・ハット」

「ジャイアント・ステップス」

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亜蘭智子 色彩感覚 [CD]


色彩感覚

色彩感覚

  • アーティスト: 亜蘭知子 アラントモコ
  • 出版社/メーカー: (unknown)
  • 発売日: 1970/02/01
  • メディア: CD


亜蘭知子は19歳で作詞家としてデビューし、長戸大幸、織田哲郎とともにBeingの創設に参加した初期所属アーティストの一人。 自身のデビュー以前には、三原順子のデビュー曲「セクシー・ナイト」(1980年)を手掛け、作詞家としての代表曲の一つにもなっている。81年にマライア・プロジェクトのバックアップでソロ・デビュー、アルバム「色彩感覚」は、亜蘭知子の2枚目のアルバムで、82年にリリースされた。笹路正徳によるサウンド・プロデュース、全作詞: 亜蘭知子、全編曲: 笹路正徳が担当し、マライアのメンバーの土方隆行、清水靖晃、渡嘉敷祐一、渡辺モリオが参加、コーラスで織田哲郎 と村田有美も参加し、THE SQUAREの安藤まさひろ、LOUDNESSの高崎晃も参加している。笹路正徳の先鋭的なアレンジとマライア・プロジェクトの卓越した演奏による先鋭的ニューウェーヴ・サウンドは今聴いても時代を超えていつまでも新鮮。THE SQUAREがアルバム「脚線美の誘惑」で「ハワイへ行きたい」としてリメイクする安藤正容作曲の 「ザ・マリッド・マン」も収録されている。

「不協和音」 作曲:笹路正徳

「MONOCHROME」作曲:笹路正徳

「BLUE NOTE」作曲:笹路正徳

「THE MARRIED MAN」作曲:安藤まさひろ

おまけでTHE SQUAREの「ハワイへ行きたい」

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Panta & Hal マラッカ [CD]


マラッカ(紙ジャケット仕様)

マラッカ(紙ジャケット仕様)

  • 出版社/メーカー: SPACE SHOWER MUSIC
  • 発売日: 2004/06/23
  • メディア: CD


頭脳警察は、新左翼・全共闘・全学連などによる政治運動が激化した時期の最後に、72年にレコードデビューした。タブーに挑戦する政治的に過激な歌詞とラディカルなライブパフォーマンスによって、発禁や放送禁止、コンサート会場への出入り禁止などのエピソードを持つ、パンタ(中村治雄)とトシ(石塚俊明)よる頭脳警察が75年に解散。メッセージ性だけでなく音楽性も重視するという構想のもとで77年にパンタが結成したバンドが、PANTA&HALだ。2年間リハーサルを積んでじっくり作られたのがファースト・アルバム「マラッカ」で、79年にリリースされた。プロデュースはムーンライダースの鈴木慶一が担当し、犬猿の仲だと思われていた、旧頭脳警察派と旧はっぴいえんど派のコラボレーションは多くの関係者を驚かす出来事だった。「マラッカ」は当時の音楽状況を先鋭的に反映した作品で、その後に日本を代表するスタジオ・ミュージシャンとして名を馳せるギタリストの今剛が在籍していたが、彼のロックだけでなくラテン的な要素も含んだフュージョン的な指向性とパンタのメッセージ性、その頃に台頭してきたパンク、ニュー・ウェイブの影響が融合したアルバムで、名盤と言われている。その後にソロ転向したパンタは他のアーティストへの楽曲の提供や、ジャンルを超えたアイドルのプロデュースなども手がけることになるが、そのきっかけになったアルバムでもある。ライブ・アルバム「TKO NIGHT LIGHT」を80年に発表後にPANTA&HALは突然解散する。

「マラッカ」

「つれなのふりや」

「ブリキのガチョウ」

「極楽鳥」

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Orquesta De La Luz DE LA LUZ [CD]


DE LA LUZ

DE LA LUZ

  • 出版社/メーカー: BMGビクター
  • 発売日: 1990/06/21
  • メディア: CD


日本初のサルサ・バンドであるオルケスタ・デル・ソルに参加していたパーカッショニストの大儀見元をリーダーとして、オルケスタ・デ・ラ・ルス(Orquesta De La Luz)は、84年に結成した日本のサルサのバンド。Orquesta De La Luzとはスペイン語で光の楽団という意味である。90年、BMGビクターよりファーストアルバム「デ・ラ・ルス」でデビュー。洋題「Salsa caliente del Japón(日本からの熱いサルサ)」として全米で発売すると、NORAのスペイン語詞のヴォーカルと演奏が、本格的なサルサが本場ラテンアメリカでも受け入れられ、ビルボード誌ラテン・チャートで11週間にわたって1位を獲得する。特にプエルトリコ、パナマ、コスタリカ、コロンビア、メキシコ、ドミニカ共和国、ペルー、ベネズエラ、その他のカリブ海諸国で有名になりました。その後も国連平和賞、グラミー賞ノミネート、世界22カ国でのツアーなど目覚ましい活躍を続けている。

「Salsa Caliente del Japón」

「Solo Un Juego」

「Tu Eres El hombre」

「There’s Nothing Better Than Love」

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ORQ. DEL SOL  LEGEND vol.1 レインボー・ラヴ [CD]


LEGEND vol.1 レインボー・ラヴ

LEGEND vol.1 レインボー・ラヴ

  • 出版社/メーカー: UNO RECORDS
  • 発売日: 1997/04/09
  • メディア: CD


オルケスタ・デル・ソル(ORQ. DEL SOL)は78年に結成された日本初のサルサ・オーケストラ。パーカッションのペッカー、キーボードの森村献、ベースの高橋ゲタ夫らを中心に、日本語によるラテン・ミュージックをビッグバンドを従えて展開、81年にペッカーがヴォーカルをしたハッピーなナンバー「レインボーラブ」でレコード・デビュー。日本では馴染みの薄かったサルサを全国的に知らしめ、その後もシーンを牽引する存在として活躍。その後のオルケスタ・デ・ラ・ルスらに多大な影響を与えた。81年に録音されたファースト・アルバム「LEGEND vol.1 レインボー・ラヴ」は当時ファニアなどのニューヨーク・サルサ・シーンの盛り上がりに触発され、ほぼ時を同じくしていた日本のミュージシャンたちの情熱で作り上げらてたアルバム。松岡直也&ウィシングで当時売りだし中だったペッカー、高橋ゲタオ、そして森村献によるリズム・セクションから繰り出されるタイトなグルーヴとタイロン橋本のソウルフルで甘〜いヴォーカルが聴きもののグループでした。
プロデュースは村上秀一で、一曲ドラムで参加もしています。

「Rainbow Love」

オルケスタ・デル・ソル 1984年LIVE、若きタイロン橋本のヴォーカルが素晴らしい。

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小川美潮 檸檬の月 [CD]


小川美潮/檸檬の月 +3

小川美潮/檸檬の月 +3

  • アーティスト: 小川美潮
  • 出版社/メーカー: ソニーミュージック
  • 発売日: 2023/01/24
  • メディア: CD


小川美潮は80年「チャクラ」でデビュー。「チャクラ」在籍中に、坂田明の「Wha-ha-ha」や仙波清彦の「はにわオールスターズ」にも参加、83年にチャクラ活動停止し、84年にソロアルバム「小川美潮」を発表。その後93年にリリースされた「檸檬の月」(れもんのつき)は、小川美潮4作目のオリジナル・アルバムで「4to3」「ウレシイノモト」に続く小川美潮三部作と言われた完結作。チャクラ時代の盟友・板倉文(g)をはじめ、青山純(dr)MECKEN(b)近藤達郎(key)村田陽一(trombone)など敏腕ミュージシャンのバックアップを得たアルバムで、生のドラムと高橋章らによる打ち込みが半々となっていて、そのアレンジの冴えも素晴らしいし、アイデアも面白い。そのアレンジによる自然体の歌が躍動する、小川美潮の独特の感性によるヴォーカルも素晴らしい。一曲目の「はじめて」では青山純が村上秀一ぽいドラムを叩いていたり、「TALL NOSER」では村田陽一のトロンボーン・ソロが聴けたりと、バックのミュージシャン達の演奏も素晴らしく、なかなか秀作のアルバムだと思います。

「檸檬の月」作詞:工藤順子 作曲・編曲:板倉文

「ふたつのドア」作詞:工藤順子 作曲・編曲:近藤達郎

「TALL NOSER」作詞:小川美潮 作曲・編曲:板倉文

「DEAR MR.OPTIMIST」作詞・作曲:小川美潮 編曲:板倉文

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