Richie Havens Connections [CD]
リッチー・ヘヴンスは、ニューヨーク出身のシンガーで、ギタリスト。高速のカッティングを織り交ぜた非常に独創的なアコースティック・ギターの演奏が特徴で、アフロ・アメリカンのフォーク・シンガーという点でも珍しい存在だった。歴史的な野外音楽フェスティバルであるウッドストック・フェスティバルでオープニングを務めたことで有名である。「Connections(絆)」は3年ぶりのアルバムで、80年にリリースされた。ウッドストックでのロック色は影を潜め、すっかり大人の雰囲気になったサウンドは、並のシンガーでは出し得ない渋さを充満させている。今回は全10曲中、オリジナルは最後の1曲「Here's a Song」のみで、ポール・マッカートニー、トム・ウェイツ、ボブ・シーガー、サム・クック、スティービー・ニックスなどの曲をカヴァーしています。バックのミュージシャン達はジェフリー・バクスター(g)、リック・デリンジャー(g)、デビッド・スピノザ(g)、リチャード・ティー(key)、スティーブ・ガッド(ds)、チャック・レイニー(b)、アンディ・ニューマーク(ds)などが参加し、リッチー・ヘヴンスを見事にサポートしています。
「Mamma We're Gonna Dance」
「Every Night」
「Dreams」
「Here's a Song」