大村憲司 春がいっぱい [CD]
「春がいっぱい」は81年にリリースされた大村憲司のサード・アルバム。前作「Kenji Shock」はハヴィー・メイソンのプロデュースにより、アメリカ西海岸のミュージシャン達、ジェフ・ポーカロ(ds)リー・リトナー(g)パトリッシュ・ラッセン(key)などとの共演によるフュージョン・アルバムだったが、それから2年、YMOのサポートギターとしてツアーに参加、矢野顕子のアルバムにも参加し、音楽的にもYMOと矢野顕子に抜群の信頼関係を築いていった大村憲司。76年には坂本龍一を自分のバンドに引き入れ、新たな音楽を作ろうとしていたのが懐かしい。そんな関係もありYMOの全面サポートもあり作り上げたのが「春がいっぱい」で、テクノ・サウンドに大村憲司の人間味あふれるギターとブライアン・フェリーのようなヴォーカルがギリギリのバランスでフィットするユニークな作品となった。
「極東の男」
「春がいっぱい 」
「Maps」
おまけで「knockin' on heaven's door」大村憲司にこの手の曲を弾かせると抜群にカッコイイです。