Valerie Carter The Way It Is [CD]
「The Way It Is」は、ヴァレリー・カーターの3枚目のソロ・アルバム。96年にリリースされた。18年ぶりとなったサード・アルバムは、カバー中心に作られ、ヴァレリー・カーターの魅力をた十分に伝える作品となった。ハウディ・ムーン時代のフォーク調の歌唱とは違って、ソウルフル&ハートフルに熟成したその歌声は18年の間を感じさせる物で、感動的であった。シンガーとしての活動と同時に、ジャクソン・ブラウンやジェームス・テイラーなど多くのシンガー・ソングライターのコーラスとしても活躍し、ウエストコースト・サウンドには欠かせない存在で、スティーヴィ・ウィンウッドのヒット曲「ヴァレリー」はそんな彼女のことを歌ったものだった。このアルバムでは、ジェームス・テイラー、リンダ・ロンシュタット、ジャクソン・ブラウン、ライル・ラヴェット、フィービー・スノウ、デヴィッド・ラズリー、アーノルド・マッカラー、ケイト・マーコウィッツによるバックグラウンド・ボーカルをフィーチャーしている。多くのミュージシャン達が参加しているのは、彼女に対しての信頼と才能を感じずにはいられない。
「The Way It Is」
「Love Needs A Heart」
「Who Is She and What Is She To You」
「Birds」