久保田麻琴と夕焼け楽団 ディキシー・フィーバー [CD]
久保田麻琴、彼の夕焼け楽団としての名義でのセカンド・アルバム「ディキシー・フィーバー」は77年にリリースされた。アメリカ南部のルーツ・ミュージック、特にジュニア・ウォーカー&ジ・オール・スターズの影響があることは明らかだ。プロデュースは盟友・ハリー細野(細野晴臣)と久保田麻琴が共同で行い、ホノルルで録音、そして、なんといってもドクター・ジョン直径のニューオリンズ出身のロニー・バロンがエレピを弾き参加している。また今作では林立夫がドラムを担当し、数々のカバーを生んだ名曲「星くず」を収録している。細野さんの「トロピカル三部作」の裏ともいえる名盤で、ファンキーなリズムに日本語詞をのせる久保田麻琴の粘っこいボーカルも聴きどころである。
「星くず」
「ハートのメロディ」
「チャイナタウン・ブルース」
「一つだけ光るもの」