大橋純子 TEA FOR TEARS [CD]
美乃家セントラル・ステイションを解散し、大橋純子がソロとしての復帰第一弾となった「TEA FOR TEARS」は81年にリリースされた、本城和治プロデュースによるアルバム。全曲作詞を三浦徳子、作曲には米倉良広、佐藤健、後藤輝夫、萩田光雄、安部恭弘、天波博文が担当した上質なAOR、ポップスが詰まったアルバム。久しぶりにソロとなったが、その歌唱力は変わらず、コンテンポラリーな楽曲を歌わせると見事な力を発揮する。70年代の洗練されたグルーブとサウンドに加え、萩田光雄などの少し意外な人選によるアレンジは細部にわたり凝ったものだった。この後に82年「シルエット・ロマンス」で日本レコード大賞最優秀歌唱賞受賞するがそれに繋がったアルバムと言えるだろう。
「テレフォン・ナンバー」
「Tea For Tears」
「ANOTHER DAY, ANOTHER LOVE」
「ブックエンド」