Carole Bayer Sager Sometimes Late at Night [CD]
Sometimes Late at Night / Carole Bayer Sager
- アーティスト: Sager, Carole Bayer
- 出版社/メーカー: Boardwalk
- 発売日: 2001/01/30
- メディア: CD
キャロル・ベイヤー・セイガーのソロ・3作目「Sometimes Late at Night」は81年にリリースされた、そしてこのアルバムは、何よりもバート・バカラックとキャロル・ベイヤー・セイガーのコラボレーションで生まれた所に大きな魅力がある、バート・バカラックはカーペンターズの「クロース・トゥ・ユー」を始めディオンヌ・ワーイック、アレサ・フランクリンのヒットなど数々ヒット曲を持つ人物、その二人が82年に結婚する前年のアツアツのピ-クに作られたアルバムでロマンティックなヴォルテージが上がりっぱなしのアルバムである。アルバム全体がメドレー形式となっているのも特徴でバカラックとキャロルの相互作用で、彼女の歌詞としてはもちろん(作詞家として著名で、古くはモンキーズにも提供している)彼女のウィスパー・ヴォイスも上手く引き出されている。
バックはデヴィッド・フォスター、ジェフ・ポーカロ、リー・リトナー、などが参加しています。
このアルバムをリリース後のキャロルとバカラックは多くの名曲を世に送り出していきます。
「Just Friends」コーラスでマイケル・ジャクソンが参加、前作のアルバム「トゥー」に収録された「It's The Falling Love」をマイケルが「オフ・ザ・ウォール」でとりあげたのが縁です。
「You and Me (We Wanted It All)」キャロルとピーター・アレンの共作、バカラックもエンディングのアレンジに参加、この3人はのちにクリストファー・クロスでヒットする「ニュー・ヨーク・シティ・セレナーデ」を手掛けることに。
「Sometimes Late at Night」当時、田中康夫が飛行機に合うと語っていた。
おまけで、前にも紹介した前作のアルバム「トゥー」からマイケルが「オフ・ザ・ウォール」でとりあげ、松原みきの「真夜中のドア」の元歌の名曲「It's the Falling in Love」。