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Steely Dan Can't Buy A Thrill [CD]


キャント・バイ・ア・スリル(SHM-CD)

キャント・バイ・ア・スリル(SHM-CD)

  • アーティスト: スティーリー・ダン
  • 出版社/メーカー: Universal Music
  • 発売日: 2010/12/22
  • メディア: CD


「Can't Buy A Thrill」は、スティーリー・ダンの記念すべきファーストアルバム、72年にリリースされた。ニューヨークのバード大学で知り合ったドナルド・フェイゲンとウォルター・ベッカーは共にジャズを愛し作曲家を目指していた、大学を卒業すると二人で曲の売り込みをし、曲は売れなかったが、プロデューサーのゲイリ・カッツに才能を認められ、デビューが決まる。ロサンゼルスに拠点を移しメンバーもドナルド・フェイゲン(ボーカル、キーボード)、ウォルター・ベッカー(ベース)、デニー・ダイアス(ギター)、ジェフ・バクスター(ギター)、ジム・ホッダー(ドラム、ボーカル)、デイヴィッド・パーマー(ボーカル)のバンドとしてスタート、メンバーだけでなく外部のスタジオ・ミュージシャンを使い完成度の高い曲を完成させるのはこの頃から始まっていて、レコーディング命のバンドであったことを物語っています。アルバムからシングル・カットされた「Do It Again」は全米6位の大ヒット、72年の時代を考えても完成度の高いアルバムになっている。当然バンドとしてレコード会社からコンサートを強いられる事になり、ベッカーとフェイゲンは、本来作曲家としての活動を望んでいて肉体的にも精神的にもきついライブを嫌い、それがやがて他のメンバーとの軋轢を生む。また作品を追うごとに理想とするサウンドとバンドの演奏力の差が明らかになると、メンバーの感情を無視して外部のスタジオ・ミュージシャンを積極的に起用するようになり、バンドとしての一体感は失われていった。このアルバムではまだヴォーカルとして自信が無かったドナルド・フェイゲンは全曲は歌っていない、ヴィッド・パーマーをヴォーカルとして起用してツインヴォーカルになっている。


「Do It Again」ラテンのリズムを使ったこの曲は全米6位のヒット曲となります。

「Reelin' In The Years」アルバムから2曲目のヒット曲でシャッフルのリズムのカッコイイ曲でエリオット・ランドールのギターがカッコイイです。

「Only A Fool Would Say That」ジェフ・バクスターのジャズ的なギターとツインヴォーカルで歌ってています。

「Brooklyn (Owes The Charmer Under Me)」ヴィッド・パーマーのヴォーカル。

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