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ジェイ・グレイドン、デビッド・フォスターなどとの交流から一躍注目されるようになったリチャード・ペイジとスティーブ・ジョージ、そしてジョン・ラングの3人がペイジズという訳だが、曲作りのユニットと考えるべきだろう。演奏面ではスティーブが要で、リチャードはヴォーカルに専念、ジョンは演奏に参加せず作詞のみを担当。本人達によるとこのアルバムはエピック時代の作品よりも内容が凝縮されているるとのこと、ここに収められている9曲はそうしたプロ意識が感じられるものである。
洗練されたスタイルに盛り込まれたヒット・ポップスの要素が確立していてどの曲もヒット性が充分である。演奏には参加していないがラリー・カールトンがサウンド作りの上で協力しているのも興味深い。
「Tell Me」
「Come On Home」