Brenda Russell [CD]
ブレンダ・ラッセルはビートルズに感化され、ロック・ミュージカル「ヘアー」で本格的に活動をスタートしその後ソングライターとしてスティーヴィー・ワンダーやアレサ・フランクリン、アース・ウィンド・アンド・ファイアー、ドナ・サマー、スティング等多くのミュージシャンに楽曲を提供している。 1970年代初期にブライアン・ラッセルと結婚し、ブライアン&ブレンダのユニットを結成。エルトン・ジョンに認められ彼のレーベル、ロケットより「World Called Love」と「Supersonic Lover」の2作をリリースした。ラッセル夫妻はロバート・パーマーのソウルポップ・アルバム「Double Fun」にも2曲参加。1970年代後半にブライアンと離婚し、ソロ活動をスタートする。 79年にプロデューサートミー・リピューマのホライズン・レコードと契約し、ソロとしては初めてのアルバム「Brenda Russell」をリリース、デビュー・シングル「So Good, So Right」がヒットする。この後ソロとして着実に活躍しグラミー賞にノミネートされたりするのだが、何と言っても黒人女性としての先駆者的なソングライターとして活躍が凄い、シェリル・ラッド、チャカ・カーン&ルーファス、スティーヴィー・ワンダー、アレサ・フランクリン、アース・ウィンド・アンド・ファイアー、ドナ・サマー、スティング、ダイアナ・ロス、レイ・チャールズ、小比類巻かほる、阿川泰子等に楽曲を提供する、黒人女性でこれほど素晴らしいメロディ・メーカーとしての曲を沢山かける人は他には知らない。
「So Good So Right」初のスマッシュヒット。
「If Only For One Night」ロバータ・フラックやルーサー・ヴァンドロスがカヴァーした名曲。
「Think It Over」シェリル・ラッドに提供した曲。
「In The Thick Of It」好きな曲なので取り上げてみました。