SSブログ

Turley Richards Therfu [CD]


錆びた夜(紙ジャケット仕様)

錆びた夜(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト: ターリー・リチャーズ
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2018/07/25
  • メディア: CD


ターリー・リチャーズはウエスト・バージニア州出身のシンガーソングライターでギタリストである。4歳の時にアーチェリーの矢による事故で左目を失明してしまい、ほどなくして右目も極度の視力低下に陥る、という苦難を味わう。60年代に入るとロスに渡ってバンド活動を始める、しかし全く成功せず、すぐにウエスト・バージニアに帰り、その後ニューヨークに移り住んでデビューのきっかけをつかみ、70年にはワーナーと契約しアルバム「Turley Richards」でデビュー。何枚かアルバムをリリースするも、マイナーなヒットで終わってしまう。79年にアトランティックからリリースした4枚目のアルバム「Therfu」はミック・フリートウッドマックがエグゼティブ・プロデューサーとして関わり、バック・ミュージシャンとしてフリートウッド・マックのメンバーやボブ・ウェルチ、トム・スノウなどが参加。アルバム・ジャケットもリンジー・バッキンガムが手がけている。このアルバムではベン・E・キングの「Stand By Me」を取り上げているがドゥービー・ブラザーズみたいなアレンジで彼らしくて面白い、AOR/ブルー・アイド・ソウル・ファンのみならず、フリーソウル・ファンからも評価をされるソウルフルなヴォーカル・スタイルは素晴らしく心地良い。隠れた名盤でAORファンならたまらないアルバム。


「You Might Need Somebody」トム・スノウ作曲、全米チャート54位を記録するターリー・リチャーズの最大のヒット曲。ランディ・クロフォードのカヴァーで有名になった名曲のオリジナル・ヴァージョン。

「Stand By Me」

「I'm Comin' Back Home (With a Bit of Luck)」ターリー・リチャーズらしい曲で個人的に大好きな曲。

nice!(22)  コメント(2) 
共通テーマ:音楽

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。