荒井由実 14番目の月 [CD]
76年にリリースされた4枚目のオリジナルアルバム「14番目の月」独身時代最後のオリジナル・アルバムで荒井由実としては最後のアルバム、この作品から松任谷正隆がプロデュースを担当するようになる。前作の「コバルト・アワー」を最後にティンパン・アレイとのレコーディングを離れた最初の作品で、ここから本格的に今の松任谷由実へと変わるアルバムと言える。バックのメンバーはベースにリーランド・スクラー、ドラムにマイク・ベアードのリズム隊、キーボード に松任谷正隆、コーラス に山下達郎、吉田美奈子、大貫妙子、尾崎亜美、タイム・ファイブ、パーカッション に斎藤ノブ、ギター に松原正樹と鈴木茂などになり、シンプルなアコースティック・サウンドは余り無くなり、サウンド的にもかなり豪華になり、松任谷正隆のアレンジによる洗練されたサウンドはその後のポップス・シーンの方向性を明確に表している。シティ・ポップ初期の代表する名作アルバムである。
PRIVATE LIVE IN L.A.~The 14th Moon to acacia~2001.6.24から、アルバム「14番目の月」のレコーディングメンバーと25年ぶりに再会、アルバム「14番目の月」のナンバー6曲を演奏、あまりの素晴らし内容のセッションなので全曲を取り上げてみました。
「さざ波」
「14番目の月」
「天気雨」
「何もなかったように」
「中央フリーウェイ」
「晩夏(ひとりの季節)」