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Allen Toussaint Southern Nights [CD]


サザン・ナイツ

サザン・ナイツ

  • アーティスト: アラン・トゥーサン
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2015/06/10
  • メディア: CD


前回に紹介したジョー・コッカーのアルバム「 Luxury You Can Afford (青い影)」のプロデューサー、アラン・トゥーサンは、1960年代から70年代にかけて数多くのアーティストのプロデュース、ピアニストとして、作曲、編曲を手がけ、ニューオーリンズのR&Bシーンを影から支えてきた。彼が関わったアーティストは、アーマ・トーマス、リー・ドーシー、アーニー・ケイドー、ミーターズ、ラベル、ポール・サイモン、ザ・バンドなど、広範囲に渡る。60年代は、自らの作品よりも他のアーティストのプロデューサーとして活躍したトゥーサンだが、70年代になると自己名義のアルバムを複数リリースし、特に75年は彼の当たり年でウイングスの「ヴィーナス・アンド・マース」にピアノで参加し 、ラベルの「レディ・マーマレード」は彼のプロデュースにより大ヒットしている、そして75年にリリースした4作目のアルバム「Southern Nights」は、ミーターズと共に作りあげた傑作、彼の代表作と言わている、アルバムに収められた「Southern Nights」は1977年にグレン・キャンベルによってカヴァーされ、キャンベルのバージョンはビルボード・トップ100で1位を獲得、「What Do You Want the Girl to Do? 」はボズ・スキャグスが名作アルバム「Silk Degrees」でカヴァーしている。ニューオーリンズらしい泥臭さをあまり感じさせない新しいスタイリッシュなアルバムで、アラン・トゥーサンのマルチな才能を感じられる、このアルバムはヒットはしなかったが、R&Bやソウルだけでなくロックにも大きな影響を与えたアルバムと言われている。

「Last Train」

「Country John」

「Southern Nights」

「What Do You Want the Girl to Do? 」


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