Everything But the Girl Baby the Stars Shine Bright [CD]
BABY, THE STARS SHINE BRIGHT(SHM-CD)
- アーティスト: Everything But The Girl
- 出版社/メーカー: Cherry Red
- 発売日: 2018/03/21
- メディア: CD
エヴリシング・バット・ザ・ガールは80年代初頭のポスト・パンクの流れから派生した音楽ジャンルのネオ・アコースティックを代表するユニットで、ベン・ワットとトレイシー・ソーンの2人によるユニット、82年に結成。ネオ・アコースティック・ムーブメントへの道を切り開いた。デビュー時はジャズやボサノヴァと取り入れたスマートなソング・ライティングからスタイル・カウンシルと比べられていた(ベン・ワットはスタイル・カウンシルのデビュー・アルバム「Cafe Blu」にギタリストとして参加している)、アルバムごとに、映画音楽・ジャズ・AORなど様々な要素を取り入れていく、3作目となるアルバム「Baby the Stars Shine Bright」は86年にリリースされ、新しいサウンドに挑戦し、オーケストラを導入する、アレンジを手掛けたのはベン・ワットで、録音はロンドンのアビー・ロード・スタジオで行われた。60年代のティン・パン・アレー系のポップスような楽曲となり、これまで以上にポップで聴きやすくなった。MTV時代に逆行ような楽曲、本気で音楽を愛する彼らの骨太なアイデンティティが感じられる。
「Cross My Heart」
「Don't Let the Teardrops Rust Your Shining Heart」
「Sugar Finney」
「Little Hitler」
おまけでデビュー・シングルの「Night And Day」ビリー・ホリデイのカヴァー、この曲を聴いてエルビス・コステロは狂喜し、ザ・ジャム解散直後のポール・ウェラーはステージに飛び入りした程であった。