Pink Floyd Animals [CD]
ピンク・・フロイドの77年にリリースされたアルバム「アニマルズ」ジョージ・オーウェルの小説「動物農場」にヒントを得た作品で、豚(資本家)犬(ビジネスマン)羊(労働者)を疑似化し、人間を動物に喩えて社会批判するコンセプト・アルバムである。バタシー発電所の上空を豚が舞うというアルバム・ジャケットも話題を呼んだ。前作までの幻想的なサウンドは影を潜め、従来の作品よりもオーソドックスなロックサウンドとなり攻撃的なサウンドになっている。ロジャー・ウォーターズが書き下ろした「ピッグ(三種類のタイプ)」の3曲がアルバムの中核をなしている。アニマルズという題だけあって動物の鳴き声が効果的に使用されている。「ピッグス (三種類のタイプ)」の豚の鳴き声はギルモアがトーキング・モジュレーターを使用して制作したものである。前作『炎〜あなたがここにいてほしい』への収録が見送られた「You've gotta be crazy」と「Raving and drooling」が、それぞれ「ドッグ」「シープ」として改変し収録されている
「Pigs On The Wing (Part One)」
「Pigs (Three different Ones)」
「Pigs On The Wing (Part Two)」