Elvis Costello Spike [CD]
87年、エルヴィス・コステロはポール・マッカートニーのアルバム「フラワーズ・イン・ザ・ダート」に参加し、楽曲の共作をする、それをきっかけに89年にリリースされた12作目のアルバム「Spike」。ポール・マッカートニーとの共作「Pads, Paws and Claws」とヒットシングル「Veronica」が話題になった。さらにロジャー・マッギン、ダーティー・ダズン・ブラス・バンド、アラン・トゥーサン、ドーナル・ラニー、クリッシー・ハインド(プリテンダーズ)など豪華ゲストが参加している。スタジオ・セッションを容易にするために、プロデューサーのTボーン・バーネットはハリウッドのオーシャン・ウェイ・レコーディング、ニューオーリンズのサウスランド・スタジオ、ダブリンのウィンドミル・レーン・スタジオ、ロンドンのAIRスタジオの4つの異なるスタジオでレコーディングをしている、4つの異なるミュージシャングループがそれぞれの場所に集まって作られ、ポップかつエモーショナルな楽曲にチャレンジしている。エルヴィス・コステロの何度目かの黄金期を予感させた一枚でもある。この時にエルヴィス・コステロはポール・マッカートニーがデビュー前から愛用しているベースとして有名フェフナーのベースを使った方が良いと助言し、ポール・マッカートニーはフェフナーのベースをまた弾き始める。
「Veronica」ポール・マッカートニーとの共作で、ベースもポールが担当。
「... This Town...」ポールがベースを弾いている。
「Pads, Paws and Claws」ポール・マッカートニーとの共作。
「Baby Plays Around」