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Joe Cocker I Can Stand A Little Rain [CD]


I Can Stand a Little Rain

I Can Stand a Little Rain

  • アーティスト: Cocker, Joe
  • 出版社/メーカー: Umvd Special Markets
  • 発売日: 1995/04/16
  • メディア: CD


ジョー・コッカーはR&Bに影響を受けた唱法やライブ・パフォーマンスが評判を呼び、68年にビートルズのカヴァー「With a Little Help from My Friends 」全英チャート1位の大ヒットで脚光を浴びる。69年にウッドストック・フェスティバルに出演し人気を決定づける、さらに70年のマッド・ドッグス&イングリッシュメン・ツアーなど、華々しい活躍をしたが、その後はアルコールとドラッグ依存のために数々のトラブルに見舞われた。再起を期して74年にリリースされた「 I Can Stand A Little Rain」はマッド・ドッグスでの仲間だったジム・プライスのプロデュースは、ソウルフルなバラード・ナンバーに力を入れる事だった、ビリー・プレストンのカバー「You Are So Beautiful」が全米で5位となり、他にもジミー・ウェッブの「The Moon Is A Harsh Mistress」ランディ・ニューマンの「Guilty」などジョー・コッカーのバラードの世界が確立する。サポートにはランディ・ニューマンやジミー・ウェッブの西海岸スワンプ人脈の他に、チャック・レイニー、コーネル・デュプリー、リチャード・ティー 、バーナード・パーディ、デビッド・ペイチやジェフ・ポーカロなどのミュージシャン達が参加している。

「You Are So Beautiful」

「I Get Mad」

「The Moon Is A Harsh Mistress」

「Guilty」

おまけでビートルズのカヴァー「With a Little Help from My Friends 」69年にウッドストック・フェスティバルの映像。

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Elton John  Madman Across the Water [CD]


マッドマン(紙ジャケット仕様)

マッドマン(紙ジャケット仕様)

  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
  • 発売日: 2019/08/07
  • メディア: CD


「マッドマン・アクロス・ザ・ウォーター」は、71年に発表されたエルトン・ジョンの4枚目のスタジオ・アルバム。アルバムの全ての作詞はエルトン・ジョンが1968年のデビュー以降その多くの曲を手掛けている盟友バーニー・トーピンが作詞をし、その歌詞に載せてエルトン・ジョンが作曲をする形を取っているアルバムで、そのバーニー・トーピンの文学青年的な世界感をエルトン・ジョンが彼のリリックを歌うことで、まるでエルトン自身の世界を描いているように聴こえてしまうほど、素晴らしい内容で、さらにポール・バックマスターによるオーケストレーションを大胆に取り入れたメロディアスなバラード・アルバムだった。名曲の「タイニーダンサー」と「レヴォン」はヒットし評価されたが、当時特にイギリスでは過小評価されたアルバムだった。70年代初頭のシンガーソング・ライター・ブームに影響された生真面目で内省的なナンバーによる、エルトン・ジョンの初期の頃の可能性と才能が詰まっていた作品だった。その後は見切りをつけたようなポップ・アルバムを作り「Rocket Man」で人気を集め、現在のポップ・スター的な側面を強めその方向性で大成功を収めるエルトン・ジョンだが、「Madman Across the Water」は彼の歴史の中でいつのまにか隠れてしまった名作だ。キャメロン・クロウ監督による2000年の映画「あの頃ペニー・レインと」のサウンドトラックに収録されたことが手助けとなり、その評価は高まっている。

「Tiny Dancer」

「Levon」

「Madman Across The Water」

「Indian Sunset」

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Jimmy Webb Words And Music [CD]


Words & Music

Words & Music

  • アーティスト: Webb, Jimmy
  • 出版社/メーカー: Collector's Choice
  • 発売日: 2006/04/04
  • メディア: CD


「ワーズ・アンド・ミュージック」はジミー・ウェッブのセカンドアルバムで、70年にリリースされました。ファースト・アルバムは勝手にデモを発売されたので、「ワーズ・アンド・ミュージック」がジミー・ウェッブ本人の手よる実質的なソロ・デビュー作品です。
ソングライターとしてモータウンの音楽出版社と契約したジミー・ウェッブはフィフス・ディメンションに「Up ,Up And Away」が大ヒット、続いてグレン・キャンベルの「By The Time I Get To Phoenix」もヒット、さらにリチャード・ハリスの「Mac Arthur Park」もヒットし、弱冠21才でソングライターとしての名声を獲得した。これらのヒット曲は、トニー・ベネット、トム・ジョーンズ、ディーン・マーティン、フランク・シナトラ、ディオンヌ・ワーウィック、アンディ・ウィリアムズなどのポップシンガーのお気に入りになります。
このアルバムでのサウンド・アプローチは、ジミー・ウェッブの1960年代のヒット曲の多くのフルオーケストラ作品とは対照的に、ロックやフォーク・ロックよりもので、ジミー・ウェッブが色々なキーボードを担当し、盟友のフレッド・タケットがギター、ベース、ドラムス、トランペットを担当し多重録音の末に完成させたシンプルなサウンドの意欲的なアルバムでした。「P.F. Sloan」は妹のスーザンをコーラスにした作品、「Three Songs: (Let It Be Me, Never My Love & I Wanna Be Free)」はモンキーズの曲「I Want to Be Free」(エヴァリーブラザーズの「レット・イット・ビー・ミー」とアソシエーションの「ネバー・マイ・ラブ」とのメドレーで、三つの名曲をひとつの曲に構成した、そのアイデアが面白い曲などがり、若きジミー・ウェッブがプロデュースした最初のアルバムであり、実験的な試みも聴けるアルバムである。

「P.F. Sloan」

「Love Song」

「Three Songs: (Let It Be Me, Never My Love & I Wanna Be Free)」

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The 5th Dimension The Age Of Aquariis [CD]


Age of Aquarius

Age of Aquarius

  • アーティスト: Fifth Dimension
  • 出版社/メーカー: Sbme Special Mkts.
  • 発売日: 2008/02/01
  • メディア: CD


アルバム「アクエリアス・エイジ」は、ザ・フィフス・ディメンションの4枚目のアルバムで、69年にリリースされた彼らの最大のヒット作。男女5人の黒人ヴォーカル・グループのザ・フィフス・ディメンション、ヴァーサスタイルという当初のネーミング通り、単なるポップ・コーラスにとどまらない多彩な魅力を発揮した。ブロードウェイ・ミュージカル「ヘアー」の挿入歌を取り上げたフラワー・ポップの「 Aquarius / Let the Sunshine In (The Flesh Failures) 」で初の全米ナンバー・ワン・ヒットを獲り、ロニー・ローラ作曲の「Wedding Bell Blues」も全米ナンバー・ワン・ヒットに「Blowing Away」も全米21位のヒットとなる、さらにニール・セダカ作曲の「Workin' On A Groovy Thing」も全米20位のヒットとなる。他にもジミー・ウェッブ、ボブ・ドロウ、エヴァリー・ブラザース、メアリー・ホプキンスの曲も取り上げている、意外な所ではクリームの「Sunshine of Your Love」も取り上げていて、バラエティー豊かな選曲は、ポップスやソウルだけでなくジャズの要素も巧みに取り入れて、5次元のハーモニーはここにきて完成する。その影にはプロデューサー のボーンズ・ハウによる的確な路線変更があった、同じ混声スタイルで一足先にブレイクしたママス&パパスを指標し「黒いママス&パパス」としてコーラスを重視し成功。まだ無名だった作曲家ジミー・ウェッブやローラ・ニーロの曲を採用、バックにはダンヒル・リズム・セクションを使い、ボブ・アルシヴァーの緻密なアレンジといった敏腕スタッフの尽力があったからこそ、出来上がったヒット・アルバムである。

「 Aquarius / Let the Sunshine In (The Flesh Failures) 」

「Wedding Bell Blues」

「Blowing Away」

「Workin' On A Groovy Thing」

「Sunshine of Your Love」

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Linda Lewis Lark [CD]


LARK ~ EXPANDED EDITION

LARK ~ EXPANDED EDITION

  • アーティスト: LINDA LEWIS
  • 出版社/メーカー: BBR
  • 発売日: 2012/01/09
  • メディア: CD


ジャマイカの血を受け継ぐ英国の女性シンガー・ソングライター、リンダ・ルイスによるセカンド・アルバム「ラーク」は72年にリリースされた。彼女の音楽性はブラックミュージックだけでなくキャロル・キングやジョニ・ミッチェルやローラ・ニーロ等のフォークの影響も受けており、さらにレゲエやジャズなどの影響を受けている楽曲をキュートでチャーミングなハイ・トーン・ヴォイスで歌っている、「Lark(ひばり)」というタイトルは、まさしくピッタリだ。プロデュースは彼女の夫のジム・クリーガンで演奏も彼の人脈の実力派が担当、バックの演奏をシンプルに抑え、彼女の作曲センスを光らせている。時代的にも、ミニー・リパートンやシリータにも、きっと影響を与えているだろう。このアルバムが出た時点では、彼女はまだ21歳で、音楽性といい、歌のうまさといい、オリジナリティといい、彼女の才能は飛び抜けていた。この頃リンダは自分の作品以外でもデヴィッド・ボウイの「アラジンセイン」(1973)といったアルバムにボーカルで参加しており、夫婦揃ってとても多様な音楽ジャンルでの活動を行っていた。残念ながら本国では売れなかったが、日本の熱心なファンがこの名作の人気に火をつけた。初のCD化も日本盤である。

「Spring Song」

「Reach for the Truth」

「Feeling Feeling」

「Little Indians」

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The City Now That Everything's Been Said [CD]


Now That Everything's Been Said

Now That Everything's Been Said

  • アーティスト: City
  • 出版社/メーカー: Sony
  • 発売日: 1999/05/25
  • メディア: CD


キャロル・キングのキャリアは60年代に当時の夫ジェリー・ゴフィンとのコンビでライターとしてヒット曲を多く書き、その名をとどろかせた。そんな彼女が最初に制作したアルバムは、3人組のグループによるもので、自分より若い世代のギタリストのダニー・コーチマーと、ベーシストのチャールズ・ラーキー(後にキャロル・キングの二人目の夫となる)のメンバーとザ・シティを結成、アルバムではジム・ゴードンがドラマーとしてサポートしている。ザ・シティが残した唯一のアルバムが、69年リリースの「Now That Everything's Been Said(夢語り)」である。実質的にはキャロル・キングのソロ・アルバムと言っても良かったのだが、彼女にとってはバンドというつながりが大事であり、その後のソロ活動への伏線となっていく。ライターとしては売れていたが、シンガーとしては新人だった為に本作は発売当時は全く売れず、さらに発売元が変更(CBSからA&Mに移った)というタイミングのために早々に廃盤となり幻の盤になった。日本発売が実現したのは90年代に入ってからの事。全体として、名盤「Tapestry(つづれおり)」につながった作品と言われたりもするが、時代を越えた、キャロル・キングのシンガーソングライターとしてのポップ・センスの原点が聴く事が出来るアルバムで、古さを感じさせない名曲が揃っている。

「Snow Queen」

「Now That Everything's Been Said」

「I Wasn't Born To Follow」

「Lady」

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Eric Clapton [CD]


Eric Clapton: Deluxe Edition

Eric Clapton: Deluxe Edition

  • アーティスト: Clapton, Eric
  • 出版社/メーカー: Polydor / Umgd
  • 発売日: 2006/05/23
  • メディア: CD


アルバム「エリック・クラプトン」は70年に発表されたエリック・クラプトンのソロ名義でのファースト・アルバム。ブラインド・フェイス解散後、デラニー&ボニーのツアーに帯同したエリック・クラプトンは大きな刺激を受け、デラニー・ブラムレットをプロデューサーに起用した、初のソロ・アルバムはアメリカン・ロック的な内容に仕上がった。ボニー・ブラムレットをバック・ヴォーカルに迎え、デラニー・ブラムレットはリズム・ギターを担当、リズム・セクションは、のちにエリック・クラプトンのバックで演奏し、デレク&ザ・ドミノスとして知られることとなるメンバーが揃った。その他にもレオン・ラッセル、ジム・ゴードン、ボビー・キーズ、リタ・クーリッジ、スティーヴン・スティルスなどそうそうたる面々がアルバムに参加している。アルバムのほとんどの楽曲はデラニー・ブラムレットとエリック・クラプトンが手掛けているが、レオン・ラッセルとの共作が2曲と、スティーヴ・クロッパーとデラニー・ブラムレットの共作の曲が1曲、そしてJ・J・ケイルの「After Midnight」のカヴァー曲がシングル・カットされヒット曲となる。イギリス人のエリック・クラプトンはこの頃からJ・J・ケイルやザ・バンドなどのアメリカのブルース・ロックに心酔していて、米南部音楽への憧憬があらわとなったルーツ志向の楽曲となる。クリーム~ブラインド・フェイス時代に聴かせた派手でテクニカルな演奏を控えめにする代わりに、楽曲を重視したアンサンブルを打ち出していた、その路線変更は素晴らしく、このアルバムで果敢にも変身を遂げ、新たな音楽性を追求したのがわかるアルバムでもある。そうした方向性はその後のエリック・クラプトのソロキャリアの基本路線となった。

「After Midnight」

「Lonesome And A Long Way From Home」

「Easy Now」

「Let It Rain」

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Blind Faith [CD]


スーパー・ジャイアンツ+9

スーパー・ジャイアンツ+9

  • アーティスト: ブラインド・フェイス
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル インターナショナル
  • 発売日: 2001/03/28
  • メディア: CD


ブラインド・フェイスは当時の実力派ミュージシャンのスティーヴ・ウィンウッド(元スペンサー・デイヴィス・グループ、トラフィック)、エリック・クラプトン(元ヤードバーズ、クリーム)、ジンジャー・ベイカー(元クリーム)、リック・グレッチ(元ファミリー)により結成。ブラインド・フェイスの始まりは、当時スーパーグループであったクリームの解散から始まる、クリーム解体後のエリック・クラプトンは商業的におもねったブルースを演奏することに嫌気がさしており、新たなジャンルへ実験的で束縛されないアプローチを進めていくことを望んでいた。スティーヴ・ウィンウッドとエリック・クラプトンはセッションを始め、ジンジャー・ベイカーとリック・グレッチも加わった。グループ結成のニュースは興奮を持って伝えられ、69年に、アルバム「ブラインド・フェイス」はリリースされ、イギリス及びアメリカでチャート1位となります。しかしエリック・クラプトンは当時彼らの前座をしていたデラニー&ボニーの魂がこもった気さくなブルースを気に入っていて、ブラインド・フェイスよりもデラニー&ボニーと過ごす時間が増え、デラニー&ボニーとデレク・アンド・ザ・ドミノスを結成したため、わずか6か月の活動となったブラインド・フェイスでした.。久しぶりに聴いたが、スティーヴ・ウィンウッドのソウルフルな歌声は素晴らしく、わずかな期間で作り挙げたサウンドは個々の演奏能力の高さがあったからだった。もしこのまま続けていて、スティーヴ・ウィンウッドのヴォーカルを活かす緻密なサウンドを創り上げていたら本当の意味でスーパー・バンドになっていただろう。

「Had to Cry Today」

「Can't Find My Way Home」

「Well All Right」

「Presence of the Lord」

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The Allman Brothers Band Eat A Peach [CD]


Eat a Peach

Eat a Peach

  • アーティスト: Allman Brothers Band
  • 出版社/メーカー: Mercury
  • 発売日: 1997/10/14
  • メディア: CD


「イート・ア・ピーチ」はオールマン・ブラザーズ・バンドが72年に発表した、通算4作目のアルバム。スタジオ録音の新曲6曲と、1971年のライブ音源を収録した変則的な内容だったのは、レコーディングが終了する前の1971年10月29日、24歳の若さでデュアン・オールマンがオートバイの事故で死去した為だった。デュアン・オールマンは弟のグレッグ・オールマンらと結成したオールマン・ブラザーズ・バンドのリーダーで、リードギタリスト。スライドギターの名手で、セッション・ミュージシャンとしても知られ、キング・カーティスや アレサ・フランクリンをはじめ、数多くのミュージシャンの作品に参加している、最も有名なのは、デレク・アンド・ザ・ドミノスのアルバム「いとしのレイラ」で彼のスライドギターは重要な役目を果たしている。前作の「フィルモア・イースト・ライヴ」はあらゆるライブ・アルバムの中でも偉大な作品のひとつと言われていて、そのライブ音源からの「マウンテン・ジャム」はオールマン・ブラザーズ・バンドとグレイトフル・デッドとフリートウッド・マックの3つのバンドがジャム・セッションを収録、33分にも及ぶ長尺だった為に「フィルモア・イースト・ライヴ」には収録されなかったが「イート・ア・ピーチ」においてついに発表された。デュアン・オールマン存命時にスタジオ録音されたのは「Stand Back」「Blue Sky」「Little Martha」の3曲で、最後のギター・プレイが聴ける、残されたメンバー5人によってレコーディングされた「Ain't Wastin' Time No More」「Les Brers in A Minor」「Melissa」の出来も素晴らしい。アルバムのリリース前、デュアン・オールマンなしではバンドは自滅するのではないかという憶測が飛び交っていたが、メンバーたちはそのまま活動を続けることを決心した。

「Ain't Wastin' Time No More」

「Melissa」

「Les Brers in A Minor」

「One Way Out 」

「Blue Sky」

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Lynyrd Skynyrd Pronounced Leh-Nerd Skin-Nerd [CD]


Pronounced Leh-Nerd Skin-Nerd

Pronounced Leh-Nerd Skin-Nerd

  • アーティスト: Lynyrd Skynyrd
  • 出版社/メーカー: Mca
  • 発売日: 2001/11/20
  • メディア: CD


「レーナード・スキナード(原題Pronounced 'Lĕh-'nérd 'Skin-'nérd))」は、レーナード・スキナードが73年に発表した初のスタジオ・アルバム。オールマン・ブラザーズ・バンドとともにサザンロックの巨星である彼らの、デビュー作とは思えぬ完成度の高いアルバムで、カントリー、ブルース、そしてブリティッシュロックの影響も取り入れ、融合させることで作り出した独特なサウンド、後にサザン・ロックと呼ばれる音を作り上げた。レーナード・スキナードを見出したアル・クーパーがプロデュースを担当し、アル・クーパーが設立したレーベル「Sounds of the South」からMCAレコードを通じて発表され、74年にシングル・カットされた「フリー・バード」は、リリース直後は大ヒットとならなかったが、ザ・フーの「四重人格」ツアーで前座を務めたことにより人気が急速に拡大し、ライヴでは多数の観客を動員する人気バンドとなり、「フリー・バード」は翌年に全米19位に達し、レーナード・スキナードにとって全米トップ20シングルとなった。
トリプル・リードギターを擁する重厚なギター・サウンドを特徴としたライブ・パフォーマンスによりその認知度を高めていったが、成功のピークであった77年に飛行機事故でメンバー2人とバックアップシンガーが死亡。人気の絶頂時に活動を一時停止した。生き残ったメンバーによる再結成は10年後の87年。レーナード・スキナードは2006年3月13日にロックの殿堂入りを果たしている。

「I Ain't The One」

「Tuesday's Gone」

「Gimme Three Steps」

「Freebird」

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