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Al Jjohnson Peaceful [CD]


Peaceful

Peaceful

  • アーティスト: Al Johnson
  • 出版社/メーカー: Essential Media Mod
  • 発売日: 2013/11/06
  • メディア: CD


ワシントンDCの名門グループ、ユニフィックスのリード・シンガー前回紹介したテリー・ハフ&ザ・スペシャル・デリヴァリーの「The Lonely One」のプロデューサーでもあったアル・ジョンソンが78年にマリーナなるマイナー・レーベルから発表した傑作デビュー・アルバム「Peaceful」。プロデュースはアル・ジョンソンとロイド・ブライス、ネイト・アダムスの3人で、ニューヨーク、ヴァージニア、ニューオーリンズで録音されている。ニュー・ソウルをモダンにし、ストリングスのアレンジなどはフィリー・ソウルを感じさせる、マーヴィン・ゲイ風の曲もあり、70年代ソウルらしさが満喫できるのがたまらない。バックの演奏には、レオ・ノセンテリ(g)やバーナード・パーディ(dr)など各都市の腕利きがが参加し、テリー・ハフもバック・コーラスに参加している。

「I've Got My Second Wind」

「Come Check Out This Love」

「Since You Walked Out Of My Life」

「Lets Go Home Together」

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Terry Huff And Special Delivery The Lonely One [CD]


ザ・ロンリー・ワン

ザ・ロンリー・ワン

  • アーティスト: テリー・ハフ・アンド・スペシャル・デリヴァリー
  • 出版社/メーカー: Pヴァイン・レコード
  • 発売日: 2014/03/19
  • メディア: CD


スウィート・ソウル史上最高傑作にあげる人もいるテリー・ハフ&スペシャル・デリバリーの「The Lonely One」は76年にリリースされた。18人兄弟の9番目として生まれたテリー・ハフは、10代の頃から音楽に溢れた生活をしていたようで、3歳年上の兄のアンディ&ザ・マーグロウズのメンバーとして活動。このグループは地元で人気があったものの、兄弟達と仲違いし、すぐに解散しその後、何故か警察官になり、異例の若さで出世したという。26歳の時に警察を辞め、再び音楽の世界に戻ることを決意する。こうして結成されたのがテリー・ハフ&スペシャル・デリバリーであり、彼らが唯一残したアルバムが「The Lonely One」で、ワシントンDCの名門グループ、ユニフィックスのアル・ジョンソンのプロデュースもあり制作された。バン・マッコイのお墨付きを得てヒットさせたのが「I Destroyed Your Love (Part 1)」であるが、彼らはその後分裂していしまい、あまり知られないアルバムとなったが、テリー・ハフの包み込むマイルドな裏声の完成度の高いハートブレイク感は、捨てがたいスウィート・ソウルである。

「The Lonely One」

「Why Doesn't Love Last」

「Just Not Enough Love」

「 I Destroyed Your Love (Part 1 & 2)」

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The Manhattans The Manhattans [CD]


涙の口づけ

涙の口づけ

  • 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックハウス
  • 発売日: 2003/05/21
  • メディア: CD


ニュージャージー州ジャージーシティ出身のヴォーカル・グループ、マンハッタンズは、1962年に結成さた、グループ名はカクテルの〈マンハッタン〉にちなんで命名されたという。73年にコロムビアに移籍し、76年にリリースされたアルバム「The Manhattans(涙の口づけ)」は当時新しいスタイルとして勢いを持っていたフィリー・ソウルを彼らの音楽に取り入れることになったアルバムで、プロデュースを手掛けるのはフィリーのボビー・マーティンで、スタジオはシグマ・サウンドで行われた。フィリー・サウンドの華やかなアレンジによって作られたアルバムからシングル・カットされた「Kiss and Say Goodbye」はマンハッタンズ初の全米チャート1位に輝いた。「Reasons」はアース・ウインド&ファイアのカヴァーも悪くない。その後もMFSBの演奏によってさらなる洗練を身につけ、バート・デコトーとも組みつつヒットを連発していく。80年代に入るとシカゴ・ソウルの名匠レオ・グラハムと組んだヒット曲「Shining Star」でキャリアの頂点を迎えている。

「Kiss and Say Goodbye」

「Take It or Leave It」

「Reasons」

「How Can Anything So Good Be So Bad For You?」

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David Lasley Missin' Twenty Grand [CD]


風のファルセット

風のファルセット

  • アーティスト: デヴィッド・ラズリー
  • 出版社/メーカー: ウ゛ィウ゛ィト゛・サウント゛
  • 発売日: 2011/06/22
  • メディア: CD


デヴィッド・ラズリーはデトロイト近郊で生まれ、66年にアカペラ・トリオで初レコーディング、70年代になるとミュージカル「ヘアー」のキャストに加わり、そこで知り合った女性と2人で76年にデビュー。その後セッション・シンガーとして様々なアーティストのアルバムに参加し、特にジェイムス・テイラーとの仕事は長い。デヴィッド・ラズリーは優秀なソングライターでもあり、マキシン・ナイチンゲールやヴァレリー・カーター、ボニー・レイットなどに楽曲を提供し、特に有名なのは、ボズ・スキャッグスの80年のヒット曲「Jojo」の共作者としても知られている。「Missin' Twenty Grand」はデヴィッド・ラズリーのセカンド・アルバムで82年にリリースされた。デヴィッド・ラズリー、ウィリー・ウィルコックス、ビル・シュニー、ジョー・ウィサートとの共同でプロデュース作品で、ウィリー・ウィルコックスはトッド・ラングレン率いるユートピアのドラマーで、本作でも全曲のドラムスを担当している。ビル・シュニーはボズ・スキャッグスの「Middle Man」のプロデューサーで、ジョー・ウィサートはボズ・スキャッグスの「Silk Degrees」と「Down Two Then Left」をプロデュースしている。ボズ・スキャッグス、ジェイムス・テイラー、ルーサー・ヴァンドロス、ボニー・レイットなど豪華なメンバーがバック・コーラスを担当し、ニック・デカロがストリングスのアレンジを担当している。タイトルのTwenty Grandは60年代にデトロイトで最高と言われたナイト・クラブの名前で、このアルバムの歌と作風には、在りし日のソウルへの愛情が永遠に脈打っている。

「If I Had My Wish Tonight」

「Looking For Love On Broadway」

「Never Say」

「Where Is Charlie And Joanne」

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Karla Bonoff Resttless Nights [CD]


ささやく夜(期間生産限定盤)

ささやく夜(期間生産限定盤)

  • アーティスト: カーラ・ボノフ
  • 出版社/メーカー: SMJ
  • 発売日: 2016/07/27
  • メディア: CD


カーラ・ボノフはアンドリュー・ゴールドも在籍していたフォークロックバンド「ブリンドル」を経て、この頃にはトップシンガーの地位を確立していたリンダ・ロンシュタットへの楽曲を提供し注目されデビューをした。「Restless Nights」はカーラ・ボノフのセカンド・アルバムで79年にリリースされた。ブリンドルからの旧友、ケニー・エドワーズのプロデュースで、収録曲はジャッキー・デシャノン作の「When You Walk in the Room」とトラディショナル・ソングの「The Water Is Wide」を除いてカーラ・ボノフのオリジナル、このうち、「Trouble Again」と「Baby Don't Go」はケニー・エドワーズとの共作である。ジェームス・テイラー、ドン・ヘンリー、J. D. サウザー、ジャッキー・デシャノン、ガース・ハドソン、デヴィッド・リンドレー、ダニー・コーチマー、リック・マロッタ、ワディ・ワクテル 、ドン・グロルニック等が参加し、特別な空間を彼女のために作っている。豪華なメンバーによる西海岸のサウンドにカーラ・ボノフの憂いと哀愁の楽曲と美しい歌唱が加わり、その瑞々しい響きは素晴らしい。

「Trouble Again」

「Restless Nights」

「Loving You」

「The Water Is Wide」

「When You Walk In The Room」

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Carole king & James Taylor Live At The Troubadour [DVD]


Carole King & James Taylor - Live At Troubadour (CD+DVD)

Carole King & James Taylor - Live At Troubadour (CD+DVD)

  • アーティスト: Carole King & James Taylor
  • 出版社/メーカー:
  • メディア: CD


アルバム「Live At The Troubadour」は2007年に収録された作品で、キャロル・キングとジェームス・テイラーが2010年に発表したライブ・アルバムでした。シンガーソング・ライターの至宝である二人がハリッウッドにある伝説のライブ・ハウス「トルバドール」に立つのは「トルバドール」50周年を祝う為でもあり、70年に2人が一緒に演奏した最初の会場でもありました。二人が一緒にステージに立った奇跡の瞬間を収めた作品で、バックを務めるのもジェームス・テイラーのバック・バンドとしても有名なザ・セクションのメンバーのダニー・コーチマーとラス・カンケルトリー・スクラーで 、彼らとはなんと約40年ぶりの再会ライヴとなり、まさに歴史的なライブとなりました。3日間で計6公演を行い、「You've Got A Friend」「So Far Away」「It’s Too Late」などの名曲曲を中心に、計15曲のパフォーマンスを収録したアルバムでした。この後2人は2010年から同じメンバーでワールド・ツアーを行い日本にも来日しています。

「You’ve Got A Friend」映像は2010年のワールド・ツアーものです。

「So Far Away」

「It’s Too Late」

「Will You Love Me Tomorrow」

「I Feel The Earth Move」

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Valerie Carter Just A Stone's Throw Away [CD]


愛はすぐそばに(期間生産限定盤)

愛はすぐそばに(期間生産限定盤)

  • アーティスト: ヴァレリー・カーター
  • 出版社/メーカー: SMJ
  • 発売日: 2016/07/27
  • メディア: CD


カントリーフォークバンドのハウディムーンの解散後、セッション・ミュージシャンとして活躍していたヴァレリー・カーターのソロ・デビュー作「Just A Stone's Throw Away」は77年にリリースされた。EW&Fのエンジニアとして名高いジョージ・マッセンバーグ、リトル・フィートのローウェル・ジョージ、EW&Fの総帥・モーリス・ホワイトの3人がプロデュースに携わったことでも話題を呼びました。レコーディングにはモーリス・ホワイト、ローウェル・ジョージ、ジャクソン・ブラウン、デニース・ウィリアムス、リンダ・ロンシュタット、バックにはチャック・レイニー(b)ジェフ・ポーカロ(dr)など豪華なメンバー参加し、特にモーリス・ホワイトとローウェル・ジョージによってソウルとゴスペルとフォークとカントリーが見事に融合し、70年代半ばのアメリカ西海岸の音楽シーンが満喫できるアルバムとなった。可憐で清楚だけでなくエネルギーもあるヴァレリー・カーターのヴォーカルはソロ・シンガーとしての活動と同時に、ジャクソン・ブラウンやジェームス・テイラーなど多くのシンガー・ソングライターのコーラスとしても活躍し、ウエストコースト・サウンドには欠かせない存在で、スティーヴィ・ウィンウッドのヒット曲「ヴァレリー」はそんな彼女のことを歌ったものだった。

「O-o-h Child」

「Face Of Appalachia」

「So, So, Happy」

「City Lights」

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岸正之 Warm Front [CD]


Warm Front +2

Warm Front +2

  • アーティスト: 岸正之
  • 出版社/メーカー: (unknown)
  • 発売日: 1970/02/01
  • メディア: CD


「Warm Front」は岸正之が青山学院大学を卒業したばかりの初々しいソロ・デビュー作、82年にリリースされた。 パラシュートの今 剛、井上 鑑、さらに新川 博 、清水信之、奥 慶一 、井上大輔らがアレンジを分け合い、パラシュート今剛(g) 井上鑑(key) マイク・ダン(b)林立夫(dr)、そして奥慶一(key)美久月千晴(b)新川博(key)ジェイク・H・コンセプション(sax) 山木秀夫(dr) 浜口 茂外也(per)矢島賢(gt)吉川忠英(ag) など豪華ミュージシャン達が多数参加した。敬愛するビートルズやエリック・カルメン譲りのポップ・センス溢れる楽曲と甘く繊細な歌声は魅力的で、一人多重録音のコーラスを披露するなど、多彩な才能も聴かせてくれるアルバムでした。
83年からはシンガーソングライターだけでなく他の歌手への楽曲提供をはじめ、84年に林哲司の主宰する「サムライ・ミュージック」と契約以降作曲家としての活動が中心となり、松本典子、稲垣潤一などに楽曲を提供。87年に発売された南野陽子「話しかけたかった」、渡辺満里奈「マリーナの夏」の2作が2週連続でオリコンチャート首位となりました。

「Say Good By 」

「カリフォルニア・ブルー」

「Silly Boy」

「ガール・フレンド」

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Jive First Letter [CD]


[~マスターピース・コレクション~シティポップ名作選]FIRST LETTER

[~マスターピース・コレクション~シティポップ名作選]FIRST LETTER

  • アーティスト: JIVE
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2021/06/23
  • メディア: CD


JIVE (ジャイブ) は、日本の4人組コーラス・グループ、79年、宮下文一と前田克美を中心に大学サークルの後輩の高橋誠、内海秀和で結成。伊藤銀次プロデュースによる「JIVE」のファースト・アルバム「First Letter」は84年にリリースされた。リーダーの高橋誠が3曲を書いている以外は、杉真理、竹内まりや、松尾清憲、岸正之らといった錚々たるメンバーによる楽曲が提供された。洗練されたコーラスワークによる珠玉のポップス作品集となり、マージー・ビート大好きの伊藤銀次がプロデュースだけに、ポップなサウンドに仕上がっている。「破れたPhotograph」ではフォーシーズン調、「スターダスト・メモリー」では大瀧詠一のナイアガラ調、古き良きアメリカン・ポップス・スタイルであったり、「シノーラ」ではスイング調、「Last Night」ではジャージーと、多彩なハーモニーとポップスを聴かせてくれる。これまでに7枚のオリジナル・アルバムをリリース。CMソングの歌唱も多く、関わった作品は400作以上。

「破れたPhotograph」作詞:秋元康 作曲:杉真理

「スターダスト・メモリー」作詞:小泉長一郎 作曲:岸正之

「シノーラ」作詞・作曲:高橋誠

「Last Night」作詞・作曲:高橋誠

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土岐麻子 TALKIN' [CD]


TALKIN'

TALKIN'

  • アーティスト: 土岐麻子
  • 出版社/メーカー: エイベックス・エンタテインメント
  • 発売日: 2007/11/21
  • メディア: CD


CM音楽の歌唱やナレーションなどでも活躍する土岐麻子のrhythm zone移籍第1弾となるメジャー・デビュー・アルバム「TALKIN'」は2007年にリリースされた。「土岐流シティ・ポップ2007」をキーワードにしたアルバムで、これまでのスウィート・ジャズ風味に加え、山下達郎、吉田美奈子などを思わせるソウル・サイド、また新境地の昭和ジャズまでを、独特なキュート・ボイスで堂々かつ優雅に歌い上げる。土岐麻子の父は一昨年に亡くなったサックス奏者の土岐英史で、30年以上に渡り山下達郎のバンドに在籍していた、幼い頃から山下達郎、吉田美奈子などのサウンドに接していた為、「土岐流シティ・ポップ2007」になるのは自然の流れだった。作家陣には、NONA REEVES、川口大輔、いしわたり淳治、toeなど、豪華朋友が勢揃いしている。

「モンスターを飼い馴らせ」作詞:土岐麻子 作曲:奥田健介 編曲:奥田健介

「ファンタジア」作詞:土岐麻子 作曲:川口大輔 編曲:川口大輔

「HOO-OON」作詞:土岐麻子 作曲:西寺郷太 編曲:NONA REEVES

「風とうわさ」作詞:いしわたり淳治  作曲:田中ユウスケ

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