Soul Survivors [CD]
ニューヨーク出身のリチャードとチャーリー兄弟とケニージェレマイアを中心に結成された、白人バンドのソウル・サヴァイヴァース。67年に「Expressway To Your Heart」がヒットするが、その後低迷し、一旦解散。メンバーを一新して復活し、74年にリリースした本作は、デビュー時から彼らを手掛けていた、名ソングライター&プロデュース・チームのギャンブル&ハフとメンバーによる共同作業に加え、新たにグループに加入したキーボード奏者のニール・ラーセンが作曲にも参加したのも影響し、一足早いにAORに変わっていた。ラスカルズの名盤「アイランド・オブ・リアル」にも影響を受けていると思える、この時ラスカルズのバジー・フェイトン(g)が参加していたが、ニール・ラーセン(key)ともフル・ムーンというバンドを組んでいたのだから当然のことかと思う。ちなみにスティーリー・ダンの「Hey Nineteen」の歌詞に登場する「The Sole Survivors」は彼らの事である。
「Start All Over」
「Everything's Changing」
「What It Takes」