Cafe Jacques Round The Back [CD]
英国スコットランド出身の3人組、カフェ・ジャックスは、クリス・トムソン(g、vo)とピーター・ベイチ(key)によって73年に結成、その後、マイケル・オグドリー(ds)が加入。無国籍サウンドとモダン・ポップ・センスが絶妙にミクスチャーされた作風が特徴で、日本のムーンライダーズがお手本にしたとも言われている存在。ファースト・アルバム「ラウンド・ザ・バック」は77年にリリースされた。プロデュースはルパート・ハインで、キャラヴァンのジョン・G.・ペリーとジェフ・リチャードソンとジェネシス在籍時のフィル・コリンズがパーカッションで参加しています。いろんなスタイルの楽曲の数々は、まさに無国籍で、さらに英国人らしいアレンジはセンスが抜群で、このバンドの音楽性の高さを感じさせてくれます。スティーリー・ダン、リトル・フィート、さらに10CCなどの要素を含む英国ポップのおけるブリティッシュ・モダン・ロックの名盤です。しかし、セールスは悪く、ルパート・ハインもフィル・コリンズもこれが売れないのは不思議がっていたそうだが、パンク全盛期のイギリスでは受け入れられるのは難しかった。
「Sands Of Singapore」
「Farewell My Lovely」
「Eberehtel」
「None Of Your Business」
「Lifeline」