The Brothers Johnson Winners [CD]
ブラザーズ・ジョンソンがクインシー・ジョーンズの元を離れてセルフ・プロデュースで新たなる可能性にチャレンジしたアルバム「ウイナーズ」は81年にリリースされた。「ストンプ」の大ヒットを生んだ「ライト・アップ・ザ・ナイト」から1年半、いよいよジョージとルイスのジョンソン兄弟自身プロデゥースによる意欲作が誕生した。グレッグ・フィリンゲインズ (key)デヴィッド・ペイチ(key)スティーヴ・ポーカロ(key)スティーヴ・ルカサー(g)ジョン・ロビンソン(dr)ジェフ・ポーカロ(dr)ジェリー・ブラウン (dr)パウリーニョダコスタ(per)アーニーワッツ(sax)ジェリー・ヘイ(tp)などTOTOを中心とした超豪華なミュージシャン達か参加、当然のことAOR色の強くなった本作は、AORファンへのアプローチには成功したもののソウル・ファンからは評価は得られず、決して成功を収めたアルバムとは言えないものの、その後、80's~AORの人気再燃で再び注目が集まる。「ストンプ」の大ヒットの路線から新たなブラック・ミュージックを模索し挑戦し続けるするブラザーズ・ジョンソンの魅力を感じてほしい。
「The Real Thing」
「Sun Light」
「In the Way」
「Daydreamer's Dream」ルイス・ジョンソンの当時の妻ヴァレリー・ジョンソンがボーカルを取っている。