Eric Gale Touch Of Silk [CD]
マイケル・ジャクソン、アレサ・フランクリン、ビリー・ジョエル、ダイアナ・ロス、ロバータ・フラック、などの作品に参加し、スタッフのギタリストであるエリック・ゲイル、80年に伝説的なニューオーリンズのプロデューサーであるアレン・トゥーサンと一緒に、ソロ・5枚目のアルバム「Touch Of Silk」を作りました、それは、よりファンキーで、よりブルージーなアルバムで、アレン・トゥーサンが大半の作曲を担当し、全曲のアレンジを担当した楽曲は、ブルーのソウルジャズから、甘くて私室にぴったりの都会的なスタイルのタイトルトラックの曲まで多岐にわたりました。ラルフ・マクドナルドやボブ・ジェームスなど作品ごとにプロデューサーを代えた、エリック・ゲイルのアルバムは本質的なプレイは何も変わらず、軽快で噛み付くグルーブに満ちており、その凄さは変わる事がなく、その存在感は抜け出ていました。南部風味あふれる泥臭い歌心とギターの響きが、よりシンプルに表現されている本作は、特にチャーリー・パーカー作曲でアルト・サックス奏者アーサー・ブライスと組んだチャーリー・パーカーのカヴァー曲「Au Private」での彼のプレイがずば抜けています、ビ・バップが自己の音楽ルーツと語る、エリック・ゲイルのストレートな演奏が実に素晴らしい。職人ギター奏者エリック・ゲイルの技のすべてが味わえるといっても過言ではない内容のアルバムでした。
「Touch Of Silk」作曲:アレン・トゥーサン
「With You I'm Born Again」シリータ・ライト&ビリー・プレストンのデュエットで有名な曲。
「Au Private」作曲:チャーリー・パーカー
「Live To Love」作曲:アレン・トゥーサン