Carole king Fantasy [CD]
「ファンタジー」は73年にリリースされた、キャロルキングの5枚目のアルバム。ダニー・ハサウェイを気に入り、彼のアルバムを友人に配って回ったエピソードがあるほど、同世代のニュー・ソウル・アーティストからのメッセージを敏感に感じ、傾倒していたキャロル・キング。「ファンタジー」は彼女流のニュー・ソウルを表現した作品で、全曲の作詞、作曲を一人で行った唯一のアルバムでもある。デビッドT.ウォーカー(g)ハーヴイ・メイソン (dr)トム・スコット(sax)などが参加し、サウンド面でもニュー・ソウルを強化し、キャロル・キングの強い思いを支えている。ニュー・ソウルだけではなくて「Corazón」ではラテン・タッチで新たな一面を見せ、色々な面で意欲が溢れるアルバムでした。
「You've Been Around Too Long」
「Corazón」
「Haywood」
「You Light Up My Life」