The Beach Boys Surf's Up [CD]
「サーフズ・アップ」は、71年にリリースされたザ・ビーチ・ボーイズのアルバム。タイトルは幻となったアルバム「スマイル」の中核をなす予定であった収録曲「サーフズ・アップ」から付けられた。60年代終盤から人気が低迷し始めたビーチ・ボーイズ、70年代に入り、ブライアン・ウィルソン、デニス・ウィルソン、ブルース・ジョンストンの成長がグループを支える事となる。そして「サーフズ・アップ」は70年代の新たなサーフィン・サウンドを世に披露し、それは複数のライティング・チームがそれぞれに多様性のある強力な素晴らしい作品で新たなビーチ・ボーイズ・サウンドの復活に貢献する。幻のスマイル・セッションが生み出した最高の成果のひとつとして、マイク・ラヴとアル・ジャーディンがオープニング曲を書き、カール・ウィルソンとジャック・ライリーは「Long Promised Road」を完成させ、ブルース・ジョンストンは名曲「Disney Girls」を書いた,、ブライアン・ウィルソンにしか作り得ないバラードの傑作「Til I Die」を書き、.タイトル曲の「サーフズ・アップ」はブライアン・ウイルソンとヴァン・ダイク・パークスとの共作でお披露目した。デニス・ウィルソンの役割がこの作品では減っているようだが、その理由は彼自身がソロの制作をしていたこと、そして、仲間内の争いを起こさないためでもあり、このアルバムがウィルソン兄弟だけの作品で埋め尽くされることを避けたのだ。
ヴォーカルとハーモニーの美しさは流石ザ・ビーチ・ボーイズです。
「Long Promised Road」、
「Disney Girls」
「Til I Die」
「Surf's Up」