Black Uhuru Chill Out [CD]
ブラックウフルは72年に結成されたジャマイカのレゲエグループで、当初はブラック・サウンズ・ウフル(自由を求めるスワヒリ語)と呼ばれ、ローリング・ストーンズのヨーロッパ・ツアーで前座を務め有名になります。82年にリリースされた「Chill Out」はジャマイカのチャンネルワンスタジオで録音され、レゲエのリズムセクションで有名なドラマーのスライ・ダンバーとベーシストのロビー・シェイクスピアによってプロデュースされました。ジャマイカのセッショングループであるザレボリューショナリーズをフィーチャーし、その後のレゲエミュージックの古典と広く見なされています。ブラック・ウフルの最高傑作と言われたアルバム「Chill Out」のサウンドはレゲエの鉄壁リズム隊のスライ・アンド・ロビーの絶頂期に作られ、そのリズムは非常に密度が高く、サウンドがよりクリアでポップになり、レゲエを聴かない人もとっつきやすいアルバムとなりました。ボブ・マーリー無き後の80年代のジャマイカ・レゲエ・シーンを引っ張っていく存在となります。
「Chill Out」
「Darkness」
「Eye Market」
「Emotional Slaughter」