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Char [CD]


Char

Char

  • アーティスト: Char
  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 1994/05/20
  • メディア: CD


1976年9月25日に記念すべきファースト・アルバム『Char』がリリースされている。Charは同作を制作するにあたり、アメリカ西海岸へ、理想とするミュージシャンを探す旅に出ている。集まったのは既に日本滞在時に共演経験のあるRobert Brill(ロバート・ブリル)(Dr)、西沢常治こと、George Mastich(ジョージ・マスティッチ)(B)、ロスで活動していたJerry Margosian(ジェリー・マーゴシアン)(Kb、Vo) 、佐藤準(Kb)というラインナップ。まずは永遠の名曲「SMOKY」、驚愕のカッティング、16ビートに乗って、ジェフ・ベックを彷彿させる、ギターソロ、ファンキーなロック・ナンバーだ。「SHININ’ YOU,SHININ’ DAY」は、AOR的、さらに「NAVY BLUE」、「視線」、「かげろう」、「空模様のかげんが悪くなる前に」、これらすべてはNSPの天野滋が作詞したもので、Charはデビュー前、NSPのレコーディングやライヴに参加、そんな経緯から彼が詞を書いているが、いい意味でニューミュージック的で、Charは当時このニューミュージック的なジャンルも選択しアルバムに入れないといけない思っていたんだと思う。今は、名盤として賞賛されるが、リリース時はコアな音楽ファンには浸透したものの、ビッグ・セールスを記録したわけではない。事実、発売当日に買いに行ったら、店頭に置いて無いので、店員に聞いたら知らなくて、探してもらったら裏の倉庫にあったので、買って帰ったたの思い出す。


Charの代表曲で永遠の名曲「SMOKY」を聴いてほしい。

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Al Jarreau This Time [CD]


ジス・タイム<FUSION 1000>

ジス・タイム<FUSION 1000>

  • アーティスト: アル・ジャロウ
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2014/07/23
  • メディア: CD


1980年に発表した、アル・ジャロウ4作目のスタジオ録音のアルバム。この作品からトミー・リピューマからジェイ・グレイドンにプロデュースが変わり、よりポップ・フィールドに、そして大衆性を打ち出しながらも、芸術性も求める作品に、その極みが、チック・コリア作曲の名曲「スペイン」に歌詞を付けて歌うこと、しかしチック・コリア(key)とスタンリー・クラーク(b)とスティーブ・ガット(dr)の最初のテイクはジェイ・グレイドンのイメージに合わずボツに、シー・ウインドのラリー・ウィリアムズ(key)とエイブラハム・ラボリエルに(b)に変更し、スティーブ・ガットのドラムも何回も取り直しをしている、広い声域とソフトかつ伸びやかな歌声と卓越したボーカル・テクニック、中でもボイスパーカッションは特技ともいえるほど優れたボーカルも同様の作業をして、理想的なテイクになった。


映像の「スペイン」は、1990年のライブ・アンダー・ザ・スカイの物。

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Wynton Marsalis スタンダード・タイム Vol.1 [CD]


Marsalis Standard Time, Vol.1

Marsalis Standard Time, Vol.1

  • アーティスト: Marsalis, Wynton
  • 出版社/メーカー: Sony
  • 発売日: 1988/05/19
  • メディア: CD


トランペット奏者のウィントン・マリサレス、現代において最も著名なジャズ・ミュージシャンの一人であり、クラシック奏者としてもよく知られている。父はピアニストのエリス・マルサリス、兄はサックス奏者のブランフォード・マルサリス、弟にトロンボーン奏者のデルフィーヨ・マルサリス、ドラム奏者のジェイソン・マルサリスの音楽一家。1978年、ジュリアード音楽院にクラシック音楽で入学。
1980年、わずか18歳でアート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズに加入し、鮮烈なデビューを飾り、80年代以降のジャズの伝統的なアコースティック・ジャズを継承する大型新人として話題となる、その超絶的なトランペットの技巧は高い評価を得ている。その後、クラシック音楽の奏者としても活動開始。1983年、「Think of One」でグラミー賞のジャズ部門とクラシック部門を同時受賞。
ジャズのスタンダードナンバーの「Cherokee」イギリス人のレイ・ノーブルによって作曲され、これをチャーリー・バーネットが編曲してバーネット楽団の演奏でヒットさせました、ただ、チェロキーをモダンジャズのスタンダードとして有名にしたのは、チャーリー・パーカーで、この曲が好きでよくとりあげたからです。、チャーリー・パーカーのエッセンスをトランペットで 演奏している。


「Cherokee」を是非とも見て聴いてほしい、凄いです。

クラシックが好きな方には、ハイドンのトランペット協奏曲です、こちらも良いですどうぞ。

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Herbie Hancock THE JONI LETTERS [CD]


River: the Joni Letters

River: the Joni Letters

  • アーティスト: Herbie Hancock
  • 出版社/メーカー: Verve
  • 発売日: 2017/12/15
  • メディア: CD


大御所ジャズピアニスト、ハービー・ハンコックがジョニ・ミッチェルに捧げた2007年のアルバム。
ハービー・ハンコックとジョニ・ミッチェルは、70年代からインスパイアしあい、お互いの作品にゲスト参加したこともある深い絆で結ばれた間柄。このアルバムでは、ジョニ・ミッチェル本人をはじめ、ノラ・ジョーンズやコリーヌ・ベイリー・レイなど人気ヴォーカリストたちをゲストに迎えつつ、ジョニ・ミッチェルの世界観を見事に再構築。叙情的で洗練されたサウンドが心を打つ、芳醇なアコースティック・ジャズ作品となっています。

 
「River」は。もともとは、ジョニ・ミッチェルが1971年に発表した不朽の名盤と言われる『Blue』に収録されているクリスマスソング。原曲ももちろん素晴らしいのですが、ハービー・ハンコックのずっとかたりかけるような美しいピアノと清らかなコリーヌ・ベイリー・レイの声で、さらに洗練された印象に。

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川崎燎 Mirror Of My Mind [CD]


ミラー・オブ・マイ・マインド  Mirror Of My Mind

ミラー・オブ・マイ・マインド Mirror Of My Mind

  • 出版社/メーカー: THINK! RECORDS
  • 発売日: 2015/02/18
  • メディア: CD


日本を代表するジャズギター・レジェンド、川崎燎が2020年4月13日に死去、73歳でした,、ご冥福をお祈りします。ということで、今回は、川崎燎です。彼は、70年代前半にニュー・ヨークに渡り、ギル・エヴァンス、エルヴィン・ジョーンズ、チコ・ハミルトン、デイヴ・リーブマン、その他数々の有名なアメリカのジャズの巨匠達のサイド・マンとしてレコーディングやツアーに参加して活躍したギタリストで、海外進出の先駆者的存在でした。76年に日本人として初めてアメリカのメジャー・レーベルRCAと契約リーダー・アルバム「ジュース」出している。79年に発売した 「Mirror Of My Mind」は、ニュー・ヨークの一流ミュージシャンとフローラ・プリム直径のインド出身の異色のヴォーカリスト、ラーダ・ショッタムを協力者として作り上げられた、ポップでエスニックなテイストを盛り込んだアルバム。


「I've found the way of love」は、エレガントな曲で、川崎燎のオリジナル。

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Diana Ross Diana [CD]


ダイアナ

ダイアナ

  • アーティスト: ダイアナ・ロス
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
  • 発売日: 2018/05/16
  • メディア: CD


ダイアナ・ロスが「マホガニーのテーマ」で全米1位を獲得して以来、しばらく低迷していた時期、新作アルバムのプロデュースに白羽の矢が立ったのが、ナイル・ロジャース&バーナード・エドワーズのプロデュースチーム。、時代の最先端を行くシックとのコラボレーションは、両者のテイストがあまりにかけ離れていたことから、このニュースを聞いた大半の関係者は、両者の関係はすぐに破綻するだろうと予想していた。しかしそうした声に反し、アルバムの制作は快調に進められていくのであるが、完成直前になってダイアナとレコード会社モータウン側からCHIC色が強い、ダイアナが後ろに追いやられている等の理由で、ミックスをやり直すも納得出来るものが出来ず、モータウン側の人間で手直しすることに、かなりのショックを受けたナイル・ロジャースは、自分らのクレジットは外してくれと申し出ますが聞き入れられませんでした。しかしそのモータウン側が手直ししたアルバム『DIANA』をリリース後、蓋を開けてみれば「アップサイド・ダウン」はみるみるチャートを登り全米1位に。


「アップサイド・ダウン」では、ナイル・ロジャースのプロデュースによるディスコ・サウンドとセクシーなイメージ戦略で新境地を開いた、ナイル・ロジャースは、自分達の持つオリジナリティをいくつものパターンで表現できることを証明し、彼女の新しい魅力をリスナーにアピールすることにも成功している。


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Whitney Houston THE BODYGUARD [CD]


THE BODYGUARD

THE BODYGUARD

  • 出版社/メーカー: BMGビクター
  • 発売日: 1992/12/05
  • メディア: CD


著名なソウルシンガー、ディオンヌ・ワーウィックを従姉に持つ、ホイットニー・ヒューストン。11歳の時にジュニア・ゴスペル・クワイアに入り、ニュージャージー教会で歌い始めた。ニューヨーク市地域のナイトクラブで、母親とパフォーマンスをしていたところをアリスタ・レコードの社長クライヴ・デイヴィスにスカウトされた。1985年、デビュー・アルバム『そよ風の贈りもの』は大ヒットとなっり、1987年に発表した2枚目のスタジオ・アルバム『ホイットニーII〜すてきなSomebody』は、ビルボード200チャートに初登場1位を記録する(女性歌手では初)。 そして1992年、ケビン・コスナーと共演した初主演映画『ボディガード』が公開され、成功を収めた。彼女の新曲6曲を収録したサウンドトラックは全世界で4,200万枚を売り上げ、日本でも当時洋楽史上最高の280万枚[を売り上げる驚異的なヒットとなった。カントリー歌手、ドリー・パートンのヒット曲をカバーした主題歌、「オールウェイズ・ラヴ・ユー」は全米シングルチャートで14週連続No.1を記録する自身最大のヒット曲になり、1994年のグラミー賞最優秀アルバム賞を受賞する。


「I'm Every Woman」チャカ・カーンのカヴァー曲、10代の頃に、チャカ・カーンらのバックボーカルを務めるなどしていたので、歌いたかった曲、もちろんアシュフォード&シンプソンの作曲である。

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Diana Ross Ain't No Mountain High Enough [CD]


Aint No Mountain High Enough

Aint No Mountain High Enough

  • アーティスト: Ross, Diana
  • 出版社/メーカー: Motown
  • 発売日: 1991/12/16
  • メディア: CD


「Ain't No Mountain High Enough」は、マーヴィン・ゲイとタミー・テレルが1967年に発表した楽曲で、作詞・作曲は、デュオアシュフォード&シンプソン。その後、ダイアナ・ロス&シュープリームスとテンプテーションズ1968年において、この曲をカヴァーし、そしてダイアナ・ロスの初のソロ・アルバム『エイント・ノー・マウンテン・ハイ・イナフ』(1970年/原題:Diana Ross)で再び本作のカヴァーを発表しており、同年シングル・カットされた。ロスのヴァージョンでは、作者のアシュフォードとシンプソンがプロデューサーも兼任しており、ダイアナ・ロスのソロとしての出発を成功させた。モータウンの社長ベリー・ゴーディは両名のアレンジを気に入らず、シングル曲の候補に考えていなかったという、しかし、ダイアナ・ロスのソロ・ヴァージョンは、Billboard Hot 100と『ビルボード』のR&Bシングル・チャートの両方で1位を獲得し、『ビルボード』のアダルト・コンテンポラリー・チャートでは6位を記録した。第13回グラミー賞では最優秀女性コンテンポラリー・ボーカル・パフォーマンス賞にノミネートされた。


では、「Ain't No Mountain High Enough」ダイアナ・ロスのソロ・ヴァージョンです。

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Ashford & Simpson Is It Still Good To Ya [CD]


IS IT STILL GOOD TO YA: EXPANDED EDITION

IS IT STILL GOOD TO YA: EXPANDED EDITION

  • アーティスト: ASHFORD & SIMPSON
  • 出版社/メーカー: BBR
  • 発売日: 2015/07/05
  • メディア: CD


アシュフォードは、60年代初頭に相棒で後に妻となるヴァレリー・シンプソンと出会い、ソングライター・チームとしてのキャリアをスタート。1966年にレイ・チャールズが歌った「Let's Go Get Stoned」が最初の大ヒットとなり、モータウンと契約。「Ain't No Mountain High Enough」などの名曲を次々と生みだしたほか、シュープリームスを脱退したダイアナ・ロスのソロとしての出発を成功させた。その他、ベン・E・キング、グラディス・ナイト&ピップス、クインシー・ジョーンズなどに楽曲を提供。チャカ・カーンに提供した「I'm Every Woman」は、後にホイットニー・ヒューストンもカバーしてヒットさせている。彼らの偉業は素晴らしい作品を書き、ソングライターとしても超一流となったが、同時に夫婦デュオとしても成功を収めたこと。こんなアーティストは他にいない。


78年リリースアルバム。Teddy Pendergrassもカヴァーしたアルバムタイトル曲「 It Still Good To Ya」曲の出だしのエリック・ゲイルのギターが渋い。

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Madonna Like a Virgin [CD]


Like a Virgin

Like a Virgin

  • アーティスト: Madonna
  • 出版社/メーカー: Warner Bros / Wea
  • 発売日: 2001/05/21
  • メディア: CD


前作『バーニング・アップ』の成功によってマドンナは自信を深め、今作では自らが主導的に製作しようと考えた。しかしレコード会社はマドンナ単独での製作は許可せず、デヴィッド・ボウイでの仕事が評価されていたナイル・ロジャースをチーフプロデューサーとして迎え製作を開始し、シックのメンバーのサポートを受け、ニューヨークのスタジオで迅速に製作は進められ、ニュー・ウェイブのダンス・ポップとして強力な曲を作ることが出来た。商業的には前作を上回る大ヒットとなるが、リリース時の批評は商業的過ぎるとか、前作の方が音楽的に上だとか賛否両論であった。しかしナイル・ロジャースのプロデュースによってマドンナは単なる一発屋ではなく、ポップス界に欠くことの出来ないスターであることを証明した。


「Like a Virgin」ナイル・ロジャースによって洗練された、マドンナをボーカルに迎えたシックサウンドと言ってい良いのではないかと思う。

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