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松岡直也&Wesing LIVE at MONTREUX FESTIVAL [CD]


LIVE at MONTREUX FESTIVAL

LIVE at MONTREUX FESTIVAL

  • 出版社/メーカー: アーント
  • 発売日: 2003/06/25
  • メディア: CD


松岡直也はラテン・ジャズ・ピアニストの第一人者、1979年にはホーン・セクションを加えた大規模編成による「松岡直也&ウィシング」を結成、このアルバムは、1980年スイスのモントルー・ジャズフェスティバルでの「松岡直也&ウィシング」の演奏をライブ・レコーディングしたもので、臨場感は全く損なわれず見事に再現されているアルバムです。会場には遠い東洋からのグループがどんな演奏をするのだろうと不安な雰囲気が漂っていましたが、音を聞くなり会場の雰囲気はガラリと変わり、「松岡直也&ウィシング」の演奏に会場の観衆は瞬く間に魅了されていきます。個人的に松岡直也のライブ・アルバムでは一番だと思っています、前回紹介したフライン・ミミ・バンドのメンバーが3人も参加していて、素晴らしい演奏をしています、特に渡嘉敷祐一のドラムは素晴らしいノリで引っぱているし、土方隆行は、ソロもアンサンブルも申し分ないプレイをしている、ハプニングでギターの音が出なくなったりもしましたが。清水靖晃のサックスも申し分なく、特に「Rap Out」での土岐英史とのソロの掛け合いも素晴らしいです。もちろん、日本のトップクラスのホーン・セクションも凄いし、リーダーの松岡直也のプレイも抜群です。ギターの音が出なかったり、ベースの音が外れていたり、ハプニングもあるんですが、演奏自体は非常にノリが良かったためにトラック・ダウン及びダビングはしないことで発売しようと言うと事になります。ゲストにトゥーツ・シルマンスとモンゴ・サンタマリアが参加しています。


「Noche Corriendo]清水のサックス・ソロの出だしでベースの音が10小節以上外れています、リハーサルが主催者側の不手際であまり出来なかったようで、自分の音が返しのモニターからあまり聞こえていない状態で、この演奏は驚愕です。

モントルー・ジャズフェスティバルですから、映像はあると聞いていたんですが、40年後の今年に発売になりました、そのダイジェストの映像です。

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