大貫妙子 Grey Skies [CD]
シュガーベイブが解散後、程なくしてリリースされた大貫妙子のファースト・アルバム「Grey Skies」シュガーベイブ時代のレパートリーだった曲を山下達郎がアレンジを手掛けていて、引き続きシュガーベイブを感じられる曲と、新たにティン・パン・アレイがバックを務め、細野晴臣、坂本龍一、矢野誠がアレンジを担当、特に坂本龍一との出会いが、ものすごく大貫にとって大きかった、大貫のどこかクラシックの要素が強い曲は、スタジオに入ってみんなであーだこうだ言いながら作るシステムから、坂本と基本的なところでよく理解しあえていて、大貫の新しい曲を出すことになり、後の大貫のヨーロピアン指向にも感じられる作品に繋がる。ここで関わったアレンジャーたちとは後々もやはりずっと付き合っていく事になる。山下達郎が若さゆえにシュガーベイブ時代の大貫の魅力を引き出せなかったと語っていてる、未完成な初々しい大貫妙子を聴けるアルバムです。
「愛は幻」シュガー・ベイブ時代のレパートリーだったことから、山下がアレンジを手がけている。
「One's Love」ベン・シドランなどから影響を受けて出来たという編曲は細野晴臣。
「Wander Lust」こういった傾向の曲は、シュガー・ベイブ時代に出来なかったこと、編曲 は坂本龍一。
「いつでも そばに」大好きだったというスティーヴィー・ワンダーを意識して書かれた曲