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Yumi Arai The concert with old friends [DVD]


Yumi Arai The Concert with Old Friends [DVD]

Yumi Arai The Concert with Old Friends [DVD]

  • 出版社/メーカー: EMI Records Japan
  • 発売日: 2001/12/12
  • メディア: DVD


荒井由実名義でのライブである。1996年12月7日にリリースされた、1996年8月13日~15日に中野サンプラザで行われたライブを収録。ライブアルバムとしては1986年の『YUMING VISUALIVE DA・DI・DA』以来10年ぶりのリリースとなった。
当時、荒井由実名義でセルフカバーシングル「まちぶせ」を発売するなど回顧的な活動を行っており、その一環として荒井由実時代の楽曲だけを集めたライブとなっている(アンコールの「春よ、来い」は除く)。バックバンドも荒井由実時代のレコーディングメンバーを集めた(ボーカル:荒井由実、ドラム:林立夫、パーカッション:斉藤ノブ、ベース:田中章弘、ギター:鈴木茂、キーボード:松任谷正隆、武部聡志、サキソフォン:Jake H. Conception、コーラス:東郷昌和 (BUZZ)、小出博志 (BUZZ)、松岡奈穂美、山本潤子(あの日にかえりたい)ヴァイオリン:日色純一(CHINESE SOUP)。なお、ミュージシャンとしては一線から退いていたドラマーの林立夫がこのライブで約10年ぶりに復帰を果たし、これをきっかけに音楽活動を再開している。コンサートでは「卒業写真」、「ベルベット・イースター」、「海を見ていた午後」やティン・パン・アレーの「ソバカスのある少女」、BUZZの「ケンとメリー〜愛と風のように〜」も演奏されたが、CD・ビデオともに未収録となっている(DVDにはエンドロールにて「卒業写真」が音声のみ収録されている。その後「ひこうき雲」がレコーディングバージョンで流れる)。一番の見所は「あの日にかえりたい」の山本潤子さんの最高のコーラスです。


「中央フリーウェイ」

「ひこうき雲」

「あの日にかえりたい」

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吉田美和 concert tour beauty and harmony [DVD]


miwa yoshida concert tour beauty and harmony [DVD]

miwa yoshida concert tour beauty and harmony [DVD]

  • 出版社/メーカー: エピックレコードジャパン
  • 発売日: 2003/11/19
  • メディア: DVD


95年のリリースしたアルバムの『beauty and harmony』(ビューティー・アンド・ハーモニー)は、吉田美和のソロでの初めてのアルバム、題名は名前の「美」と「和」を英訳したところから名づけられた、ニューヨーク・ロサンゼルスで活躍するデイヴィッド・T・ウォーカー、ラルフ・マクドナルド、チャック・レイニー、ハービー・メイソン、グレッグ・アダムス、らのトップミュージシャン達と共演を果たし、なお以前にも紹介したマリーナ・ショウの名盤「フー・イズ・ディス・ビッチ・エニウェイ」とほぼ同じメンバーであるのも吉田美和の意気込みが感じられるアルバムである、シングル曲が無いにもかかわらず、売り上げはミリオンを突破している。その全国ツアーの映像のDVDで、このメンバーとのステージ楽しくて嬉しくてしょうがない吉田美和を感じられる。


「Darlin'」

「バイバイ」

「つめたくしないで 」

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五輪真弓 蒼空 - TODAY [CD]


蒼空

蒼空

  • アーティスト: 五輪真弓
  • 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックレコーズ
  • 発売日: 1991/05/15
  • メディア: CD


LA録音アルバム。ラリー・カールトン、リー・リトナー、パトリース・ラッシェン、ウィルトン・フェルダー、ハービー・メイソン…等超豪華メンツによる西海岸サウンド、まさに和モノ・フリーソウルという感じのクロスオーバー色あふれる一枚。プロデュース、アレンジは、これまでのアルバムにも参加してきたデヴィッド・キャンベルに委ねています。
和モノ・ライトファンクとして根強い人気のある「ゲーム」やフォーキーな曲をはじめ、ジャズ・フィーリングな「星のきらめく夜は」76年初めての渡仏し翌年全フランス語による前作のアルバム『えとらんぜ』が発売され、この後のヨーロピアン歌謡路線の萌芽といえるエンディング「巴里の旅情」と、曲調が多様なのがこのアルバムの面白さ。メロウ・ソウルの「ミスター・ハッピネス」では歌声も多彩で、緻密なウェストコーストサウンドと溶け合っています。この次のアルバム『残り火』からは、叙情路線というか一気に歌謡曲へと接近するので、初期の和製キャロル・キング路線というか、アメリカンな質感がベースの五輪真弓さんはこのアルバムまでという感じ。


「ゲーム」ラリー・カールトンの競演のライブから。

「角砂糖」前作のフランス語によるアルバム『えとらんぜ』を感じさせる。

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杉真理 Song Writer [CD]


SONG WRITER(紙ジャケット仕様)

SONG WRITER(紙ジャケット仕様)

  • 出版社/メーカー: Sony Music Direct
  • 発売日: 2007/07/25
  • メディア: CD


杉真理は77年 バンド「MARI & REDSTRIPES」でデビュー、メンバーに竹内まりや、青山純、安部恭弘などがいる、シングル「思い出の渦」アルバム「MARI & REDSTRIPS」をリリース後に杉が急病で倒れたために事実上の解散状態、その間作曲家として竹内まりや、須藤薫、レイジーなどに楽曲を提供する。須藤薫の作曲の依頼を受けた時に松任谷正隆と再会し、松任谷由実とも知り合う。
80年にソロデビュー第1作目に当たる本作が事実上のソロデビュー・アルバムとして扱われています。(現在のジャケットは映画館で映画を観てるの姿です。)今回はアレンジを全て松任谷正隆氏が担当、AORぽいの路線のアレンジで杉真理のやりたい方向とはちょっ合わない感じがあるが、それより名曲の「Hold On」が入っているのが重要だ。また「恋のかけひき」で「NIAGARA TRIANGLE Vol.2」のアルバムで杉真理の名前が知られるようになる、それに繋がっていくアルバム。


「Hold On」竹内まりやへの提供曲で杉の中でも屈指の名バラード

「恋のかけひき」大滝詠一が杉に注目するきっかけになった曲、「NIAGARA TRIANGLE Vol.2」に繋がっていく。

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村松邦男 ANIMALS [CD]


ANIMALS(紙ジャケット仕様)

ANIMALS(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト: 村松邦男
  • 出版社/メーカー: LOST HOUSE ARCHIVE CLUB
  • 発売日: 2007/03/28
  • メディア: CD


シュガーベイブではリードギターを担当し、解散後も大瀧詠一の「A LONG VACATION」はじめナイアガラ作品の全てに参加した村松邦男が1985年にリリースしたソロ3作目。一曲目がカヴァーというかもう完コピの域まで達しているトッド・ラングレン「I SAW THE LIGHT」でポップ中毒者ぶりが伝わり、前作より贅肉を削ぎ落とした新鮮なサウンドと甘酸っぱい声とメロディを武器にした摩訶不思議な村松ワールドが広がり、色々なポップス総ざらえした内容とその洗練されたアレンジや音空間は後の渋谷系やJ-POPにも繋がる新しい時代の予感を感じさせてくれます。


「Band (1973-1976)」シュガーベイブへのオマージュ・ソング

「プラトニック・ラプソディー」後の渋谷系の人達に影響を与えた。

おまけで、トッド・ラングレンの「I Saw The Light」大好きな曲です。

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大貫妙子 Grey Skies [CD]


Grey Skies

Grey Skies

  • アーティスト: 大貫妙子
  • 出版社/メーカー: 日本クラウン
  • 発売日: 2010/12/08
  • メディア: CD


シュガーベイブが解散後、程なくしてリリースされた大貫妙子のファースト・アルバム「Grey Skies」シュガーベイブ時代のレパートリーだった曲を山下達郎がアレンジを手掛けていて、引き続きシュガーベイブを感じられる曲と、新たにティン・パン・アレイがバックを務め、細野晴臣、坂本龍一、矢野誠がアレンジを担当、特に坂本龍一との出会いが、ものすごく大貫にとって大きかった、大貫のどこかクラシックの要素が強い曲は、スタジオに入ってみんなであーだこうだ言いながら作るシステムから、坂本と基本的なところでよく理解しあえていて、大貫の新しい曲を出すことになり、後の大貫のヨーロピアン指向にも感じられる作品に繋がる。ここで関わったアレンジャーたちとは後々もやはりずっと付き合っていく事になる。山下達郎が若さゆえにシュガーベイブ時代の大貫の魅力を引き出せなかったと語っていてる、未完成な初々しい大貫妙子を聴けるアルバムです。


「愛は幻」シュガー・ベイブ時代のレパートリーだったことから、山下がアレンジを手がけている。

「One's Love」ベン・シドランなどから影響を受けて出来たという編曲は細野晴臣。

「Wander Lust」こういった傾向の曲は、シュガー・ベイブ時代に出来なかったこと、編曲 は坂本龍一。

「いつでも そばに」大好きだったというスティーヴィー・ワンダーを意識して書かれた曲

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尾崎亜美 Air Kiss [CD]


Air Kiss

Air Kiss

  • アーティスト: 尾崎亜美
  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 2013/10/16
  • メディア: CD


前作の「Hot Baby」が終わった時にデビッド・フォスターの方からもう一枚やりたいという話が出て、今度は日本で作ろうとなり制作されたのが「Air Kiss」です。
日本に同行したミュージシャンは当時脚光を浴び始めたギターのマイケル・ランドウとドラムのマイク・ベアードでこの二人はこの後に世界のトップ・ミュージシャンから信頼されるプレイヤーとなっていく二人です。ベースは最初から呼ばずフォスターがシンセベース弾くか、ランドウがベースを弾いている、フォスターがピアノを弾きながら片手ですいすいベースのフレーズまで弾いちゃって凄かったらしい。
前作は白熱のスタジオ・セッションだったのに対し、こちらはダビングする事を見込んでの制作でより緻密に構成されたもので尾崎亜美の書いた曲とフォスターのアレンジとのアンサンブルの緻密さは前作より上である、同じフォスターのアレンジのアルバムでも方向性が違う物になっている。この後の80年代の尾崎亜美の音作りの元になったアルバムです。


「純情」前作に比べ尾崎亜美らしさがより良く出ている曲。

「グラスのルージュ」この曲もいい曲です、デビット・フォスターのアレンジもさりげない感じ良いです。

ボーナストラックの「Sweet Christmas Song」はデビット・フォスターが、かわいくてイイとお気に入りだった曲で、この時期にピッタリです。

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山下達郎 MELODIES [CD]


MELODIES (30th ANNIVERSARY EDITION)

MELODIES (30th ANNIVERSARY EDITION)

  • アーティスト: 山下達郎
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2013/08/28
  • メディア: CD


1983年2月、山下は30歳を迎えた。当時の音楽業界の流れとして、当時は30歳を過ぎてなおヒットを出し続ける事は容易ではなく、落ち目になるのが当然という時代で、3年以上も「夏だ、海だ、タツローだ」と消費されるのに不安を感じ、もうそろそろ抜け出さなくては、夏や海ではない昔のような内省的なシュガーベイブの頃のような作品を作りたいとなり、言葉よりも音にウエイトを置いたサウンド志向だけでなく、自分の言葉をもっと投影させたい、16ビートのノリだけでなく8ビートでの表現を広げたいとなり、前作のアルバム「FOR YOU」のアウト・テイク「BLUE MIDNIGHT」とグレン・キャンベルのカヴァー「GUESS I'M DUMB」の2曲以外は全て山下の作詞となり、良い曲はもちろんですが、作詞にウエイトを置き、これ以降作詞も重要なファクターとなっていく最初のアルバムです。「MELODIES」は夏っぽくない開放感に欠けると批判もありましたが、現在も現役で続行出来ているのは、このアルバムから路線変更が出来たからです。


「Christmas Eve」この曲を作った時には、30年後にどうなっていて何を語ろうかなど考えられるはずもない。バロック調のコード進行に合致させるという発想から、歌詞のテーマがクリスマスになったもので、別にクリスマス・ソングで当ててやろうとか、そういう下心がもとよりあるはずもなく、今となってみれば逆にそれが良かったのかと本人が語っている。

「あしおと~黙想」シカゴ・ソウル風味の作品。いつも夕暮れ時に店の前を通り過ぎる会社帰りのOLへの淡い恋心の歌。

「BLUE MIDNIGHT」この曲のみ、吉田美奈子が作詞を手がけている。(美奈子さんの歌詞は凄いですからね)。

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伊藤銀次 Deadly Drive [CD]


デッドリイ・ドライブ(40周年記念デラックス・エディション)

デッドリイ・ドライブ(40周年記念デラックス・エディション)

  • アーティスト: 伊藤銀次
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2017/05/24
  • メディア: CD


ごまのはえ、コナッツ・バンク、シュガーベイブ、大瀧詠一と山下達郎とのナイアガラ・トリアングルを経てギタリストとして参加していた伊藤銀次の77年にリリースされたファースト・アルバム。時代はクロスオーバー・フュージョンの流れでその味付けにしようと試行錯誤しながらも作った感じもあるが伊藤銀次の豊富な引出しを感じられるアルバム。
本作について本人も「全体的に言えることは、全体のポリシーというのを考えないで作ったアルバムだという。だから自分がその時感じていた面白いことを全部やってますね。トータリティなんて全然考えてないからアルバムとしては失敗作だと思います」と言っている。


「こぬか雨」ごまのはえ時代に作られた曲で、伊藤と山下達郎がをお互いに出し合い、話し合って作られた曲を伊藤自身が新たに詩を書き直したニューバージョン、坂本龍一のリリカルなピアノ・ソロも良い。その後に色々な人にカヴァーされる名曲。

「風になれるなら」当時流行っていたボズ・スキャッグスの「ロウ・ダウン」にインスパイアされて作った曲。

「こぬか雨」シュガーベイブの解散ライブから、オリジナルのアレンジはこんな風です。

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山根麻衣 たそがれ [CD]


たそがれ

たそがれ

  • アーティスト: 山根麻衣
  • 出版社/メーカー: (unknown)
  • 発売日: 1970/02/01
  • メディア: CD


山根麻衣は、ヤマハのポプコンに入賞を機にプロになり79年にシングル「午前0時」でデビュー、当初は歌謡ポップス路線で売り出されるが、歌唱力を持て余していたよだうだ。ギタリスト/アレンジャーの松下誠の初サウンド・プロデュースでようやく路線が決まり、後にシティ・ポップス傑作と言われる山根麻衣のファースト・アルバム「たそがれ」が80年にリリースされる、前にも紹介した松下誠のファースト・ソロ・アルバムにしてAOR史上の名作『FIRST LIGHT』の前哨戦ともいえそうな作品で、各方面から高く評価はされるがセールス的には伸び悩んだ。その後は柳ジョージ、福山雅治、井上陽水、アンジェラ・アキのサポートでも知られる実力派女性シンガーとなっていく。


「City Drive」ショーグンの芳野藤丸の作曲、疾走するアーバン・グルーヴの名曲。

「Wave」山根麻衣の作曲、トロけそうなメロウ・グルーブ。

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